褐毛和牛 6

 暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きますね~ 花粉も飛び始めているようですし、皆さんお気をつけを。

 さて10周年記念フェアも折り返し地点、気合を入れなおして、ガンガンいきます。 三種のサルサもレフォール風味のサルサヴェルデ、赤ワインソースなど少しづつ変わっていきますよ~ お楽しみに。

 さて、前回のブログは長くなってしまったので、今回はあか牛について少し書いていきたいと思っています。

P5031275  あか牛は褐毛和牛という分類にあたります。 和牛は黒毛、褐毛、短角、無角と4種ありますが、黒毛が生産量の9割を占めます。それぞれ特徴のある美味しさですが、最近とみに人気が出てきたのが褐毛和牛! 
 褐毛和牛には、大まかに分けて、熊本系と高知系の2系統があります。
 高知系は明治時代に輸入された朝鮮牛とシンメタール種の雑種を改良したもので、熊本系とは見た目も違い目の周り、鼻、角、蹄、尻尾の先が黒い毛分けと云われる特徴を持ちます。

 熊本系は、朝鮮牛が土着化した在来種、農耕用として飼われたていた肥後赤牛にスイス原産のシンメタール種を交配させたもの、1907年ごろから改良されていたようですので、100年かけて今の熊本あか牛になったとも言われています。 北海道や長崎でも飼養され、徳島のすだち牛、北海道の神内和牛 あかなんかも最近有名です。

 あか牛は和牛の評価の主軸のサシ(霜降り)が入りにくいこともあって、以前は評価が低めの牛でどちらかというと地元消費が主だったのですが、近年の赤身肉ブームも手伝って、現在は手に入りにくいほどの凄い人気! セレーノが使い始めた頃は、まだあか牛の美味しさを東京に広めてくださいという感じだったのが、いまや手に入れるのもなかなか困難な状況にwobbly 一ファンとしては嬉しい限りですが、お店としてはあまり喜べない状況・・・

 セレーノでは宮崎のTAYAの田原さんに仲介していただいて熊本から直接仕入れさせていただいております。 向こうで競りで一頭買いして、いろいろな部位に分けて、田原さんが懇意にされているレストランに卸すというやり方。 今回セレーノが10周年ということで特別にリブロースだけ連続で仕入れさせていただいています。 本当にありがとうございます。

 思えば田原さんとは2011年からのお付き合い。  雑誌や本などにも載ってない板橋の小さなお店に営業のお電話をいただいたのがきっかけでした。 僕も九州出身ということで話しが盛り上がり、お取引させていただくことにもなりました。 それから7年、あいかわらず宮崎弁で“今ちょっとよろしいですか”とお電話をいただいて、いろんな向こうの食材のお話を聞かせて下さいます。 月に2,3回お電話を下さって、お店にも一度宮崎から来ていただきました。実は三ツ星のレストランや有名店にも卸してらっしゃる方だと後で知って、ビックリ! こんな取引量の少ない小さな店にも丁寧に対応して下さって、いつもわがままを聞いて下さいます。 これからもよろしくお願いします。

 また話しがそれました・・・ 元に戻して。

 色々な牛を使ってきたセレーノですが、やはり牛肉は熊本のあか牛が安定した美味しさです。 肉自体の旨みが強いのでどの部位でもさっと焼くだけで美味しい。 そして脂がさらっとしているのが特徴です。 肉質は部位にもよりますが、緻密な感じでしっかりとした食感、そしてなんといってもオリーブオイルとの相性が他の牛に比べて抜群にいい! 焼いて塩を振って、オリーブオイル、それだけで美味しい。

Donna_img_2  血統や飼料などいろいろあるのでしょうが、やはり熊本あか牛は、仔牛の時に母牛と一緒に放牧され、生後6~8ヶ月まで野草を食べて育つというのがひと味違う要因かなと思います。 よく阿蘇の草原の風景写真に写ってますよね~ 

 今回は、リブロースということで、ちょっといつもの量では多いかなと思いましたが、皆さんぺロリと食べて、デザートまで。 心配は杞憂に終わり、胸をなで下ろしました。  

 10周年記念ということでありえないお値段でお出ししております。 リブロースがこの値段って、立って食べるのでは?なんてことはありません。 熊本産 あか牛のなかでも育て方にこだわりのある“阿蘇王”と命名された特別なあか牛です。

 28日まで金、土はほぼ満席ですが、平日はまだお席がございます。 ディナー来ていただいた方には、10周年の感謝を込めて食後酒のサービスをさせていただきます。

 皆様の御予約お待ち申し上げております。 もし、あか牛500g食べたいなんて方がいらっしゃったらお早めにご連絡下さいご用意してきますlovely

 ではでは、セレーノにも春一番が吹くようにお願いしながら、今宵も大山セレーノで皆様のお越しをお待ち申し上げております。


 

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あか牛 “阿蘇王”リブロースのビステッカ 5

 昨日は雪が舞い、とんでもなく冷えたので、切り戻しをしたベランダのハイビスカスが枯れちゃうんじゃないかと心配でしたが、ピンピンしてて一安心しました。 最近、趣味はベランダガーデニングです。

 そんな要らない情報はさておきwobbly

 皆様、10周年記念フェアご来店ありがとうございます。

 暖かいお言葉もかけていただき、これまでセレーノがやってこれたのは、いつも来てくださるお客様の御蔭だと改めて実感いたしました。 これからもよろしくお願いいたします。

 御予約いただいているお客様ありがとうございます。 一日千秋の想いでお待ち申し上げております。 

 まだ御予約をいただいてないお客様、月末や土曜日はほぼ予約で満席となっております。 ご多忙のところ恐縮ですが、万障お繰り合わせのうえご来店いただくのを心待ちにしております。 お早めに御予約をお待ち申し上げております

 あか牛“阿蘇王”リブロースのビステッカ、食べていただいたお客様いかがだったでしょうか? 

 現在の三種のサルサは、粒マスタード風味のサルサヴェルデ、黒ニンニクのピュレ、あか牛のジュです。

 粒マスタード風味のサルサヴェルデは、イタリアンパセリとケッパー、パン粉、オリーブオイルで作ったピュレに粒マスタードを混ぜ込んだ万能ソース。 昔、修行したお店では、ペッシェクルード、冷たい魚介の盛り合わせにも添えていました。

 黒ニンニクのピュレは、青森産 にんにくを発酵熟成させた黒ニンニクとコンフィにしたニンニクをあわせて、フルーティーな酸味のあるピュレになっています。 食材の展覧会で直接、生産者の方とお話させていただき、買い付けたものです。 作り方なんかをいろいろお聞きしてたら、もともと青森で食べられてたものではないとのこと。 あとで由来を調べたら、三重県発祥とのこと。 天むすと同じ? いまでは青森のほうが有名ですね。 健康食品として売られていることが多いのですが、この風味が僕は好きなのでたまに肉のソースとして、使っています。 ちょっと高価なので作り方を聞き出して、自分で作ってみようかと思ったのですが、無理そうsad 手間暇かんがえると買ったほうが・・・

 あか牛のジュは、あか牛の掃除した切れ端をオーブンで焼いて、香味野菜とともに煮出したもの。 旨みがギュッと詰まってます。 あか牛のエキスという感じです。 同じ肉から出来たものなので一体感は抜群。 是非お試しください。

 三種のサルサ、しばらく同じですが一巡したら違うのもお出しします。 是非、あか牛何度でもリピートして下さい。 お値段も10周年価格になっておりますhappy01

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 あか牛“阿蘇王”リブロースのビステッカ、こんな感じです。 なんとプロのカメラマンのH女史に撮って頂きました。 ありがとうございます。

 カメラとの相性が悪い僕は、基本的に料理を撮ることはしないので(できないともいうwink) 本当にありがたいです。

 カットは場所によって異なるので、毎回少し違いますが、大きさは200g強! もしたくさん召し上がりたい方は注文時におっしゃって下さい。 在庫があれば、500gぐらいまでなら焼けると思います。 この厚みだと一枚が1.5kぐらいあるのですが、それだと焼き台にのらないので。

 そうです。 今回のビステッカは5周年記念フェアと同じく、フライパンで焼いた後、仕上げに炭で焼いております。 今回のフェア用に、小さいやつですが炭用の焼き台も河童橋で買ってきました。 これでいつでも焼き鳥がsmile というわけではなく、10周年後の展開も考えての購入です。

 なにせ狭い厨房なので、コンパクトなものにしました。 久しぶりの炭ですが、昔取った杵柄!身体が覚えているようです。 炭は最後に肉を温めるように炙るだけですので、着火が早く、火力の強いナラ炭です。

 最後に炭焼きの香りをつけることで、あか牛とはいえ脂の多いリブロースを軽くお召し上がりいただけると思います。 出来上がりのイメージは炉窯で焼くステーキです。 小さな厨房でどこまでやれるか挑戦です。

 さてまた長くなりましたのでこの辺でお開きcoldsweats01 本当はあか牛について書くつもりだったのですが、序章が長すぎて本編にたどり着けず・・・

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 あ、最後に河童橋でもう一つ買ったものが! 表の看板です。 10年の風雪に耐えた先代は、かなり貫禄が出てきたので引退です。 是非、2代目を見に来てやってください。


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 記念フェアでスペシャルグラスワインもいろいろご用意しております。 いつもはグラスでは飲めないあのワインも出るかも! 是非、お楽しみに!

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 ではでは、10年前ってどんなだっけと思い返しながら、今宵も大山セレーノで皆様のお越しをお待ち申し上げております。






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10周年記念フェア 4

  いよいよやって参りました。 セレーノもどうにか今月の2月28日で10周年! 

 2/1~2/28の期間で10周年記念フェアを行います。

 今年の料理は 《 熊本直送! 褐毛和牛“あか牛”リブロースのビステッカ 3種のサルサを添えて 》です。

 あれ? なんか見たことあるなんて方もいらっしゃるかもしれません。 デジャブcoldsweats02

 そう、遡ること5年前、5周年フェアでビステッカやってます。 ボケが始まって忘れたとか、手を抜いたとかではなく、5周年であか牛のロースのビステッカをやった時、お客様の反響がよくて、その時から10周年にはビステッカやりたいな~と密かに考えておりました。

 ところが数年前から続く肉ブーム、銀座にも次々とビステッカ専門店がオープンするという今、どうしようかなと色々悩んでいたのですが、あえて火中の栗を拾うというか一石を投じる意味でビステッカで勝負いたします。

 皆様是非、10周年記念フェアおいでください。 お電話お待ちしております。 相変わらず土曜日に予約は集中しておりますので、土曜日しかお越しになれない方はお早めに御予約お願いいたします。

 ではでは、和牛がどんどん値上りしているこのご時勢に何故ビステッカという声にもめげず、今宵も大山セレーノで皆様のお越しをお待ち申し上げております。

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九州上陸 3

一月もそろそろ終わり、気温も乱高下でなんだか落ち着かない感じですがいかがお過ごしでしょうか? セレーノのお客様も乱高下bearing、土曜日が一週間に2回あるように神様にお願いしたいこの頃です。

 ブログのタイトル、今年からナンバーふってみたのですが、いかに書いてないかバレる結果に・・・ 本当は先週書き終えてたのですが、保存するときに、ラインが外れて、全部飛んじゃいましたcrying なかなかショックから立ち直れずにここまでズルズルと・・・

 はい、気を取り直して、15日から18日までお休みをいただいて10年ぶりに九州に帰った話を記録がてら、お話させていただきます。

 セレーノも2月28日でいよいよ10周年、ちょうど節目の年ですし、僕を育ててくれた婆ちゃんの法事もちょうど一月にあるのでたまには帰ってみようかな、なんて軽い気持ちだったわけですが、いざ重い腰を上げて帰るとなると、いろいろやりたいことや行きたい所がでてきて、うーん計画立てるのも大変shock

 いろいろ折り合いをつけていざ出発! こんなに休むのは、厄年のときにインフルエンザになって以来。(あ、お正月はニス塗り+ワックスがけで仕事してますので)

 最初の難関は飛行機、もともとちょっと閉所恐怖症気味の上、最近になって高所恐怖症も今さら出だして、2重の苦しみ。 久しぶりに乗った飛行機はなんだか座席が簡易化されてびっくりbearing その上東京は晴れてましたが、風が強くてゆれるゆれる、がくんと来た時、落ちたらどうしようなんてドキドキ。 逆風だったので30分遅れで到着。 

 日頃の行いのおかげかhappy02、京都あたりは雪が降っていたのですが、長崎は晴れ!

 初日は親戚回りをして、実家に戻って、父自慢の日本酒セラーを見学して、中身もありがたく頂戴して終了。 飛行機で疲れてバタンキューでした。

 2日目は、今回の帰省のもう一つの目的でもある江迎の山下商店さんへ。

いつもジビエフェアのとき、天然猪をセレーノへ卸してくださる山下さん、電話で話すばかりで一度もお会いしたことがなく、ご挨拶がてら江迎を見にいこうと思い付きました。

 ジビエフェアの時、よくお客様に江迎ってどんな所?って聞かれるのですが、記憶も曖昧ですし、ほぼ街道沿いしか行ったことないなって思って。

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 さて江迎までは、MR、佐世保が誇る松浦鉄道で! 最近注目度が増して、TVでもたまに見かける路線。 一両編成のローカルですが、日本最短区間の駅と日本最西端の駅、2つの日本一を有する路線です。 実家の僕の部屋から毎日走っているのは見てたのですが、乗った記憶はほぼないので、楽しみです。

 まずは出発地点の中佐世保駅、日本一長いアーケードの佐世保の商店街を歩き、イオンの中へ。 僕が子供の頃はこんなところに駅はなかったはずですが、なんだかお店の中から入れるそう。 ホームに直結してるのかと思いきや、なんだかアトラクションの乗り場みたいな通路を通って、駅へ。

 さて一両編成の電車に乗り込み、日本最短区間の200mをはしり、佐世保中央駅へ、アーケードの上を走る電車なんてなんか変な気分、テーマパークに来たみたい。

 小さいわりに結構なスピードで走ります。何度も小さなトンネルを抜けて、山あり谷あり海ありの風景を見ながら江迎へ。 途中からは貸し切り状態。 にわか“乗り鉄”と化したソムリエはばしばし写真とってはしゃいでおりました。

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 江迎鹿町の駅に着くと山下商店のMさんご夫妻が車で迎えに来てくださってました。 いつもお電話では奥様とお話させていただくのですが、ご主人とお話しするのは初めて、人見知りwinkの僕は緊張していたのですが、いい人そうです。 一安心。

 後で、ご夫妻とお話した時に聞いたのですが、東京からコックが来るということで少し警戒されてたそう、話しやすくてよかったと言われました。 まあ、もともとこっちの人間ですので、東京暮らしが長くてもそうは変わりませんhappy01

 まずはほぼ事務所化しているという山下商店さんに行き、お母様にご挨拶。 山下さんのご主人は急な会合でお出かけとのこと、残念。 少しお店のお話などを聞かせていただいて、ジビエの加工場へ。

Dsc01045 江迎の町中を抜け、数分のところにあります。ヘルシーBOARと立派な看板が架かった小さな建物が。 今日は稼動してないとのことでしたが、中を見学させていただき、いろいろお話を。 保健所から認可をもらった解体を行う方が二人いらっしゃっるそう。 中は掃除が行き届いてて、大きな新品の冷蔵庫もあり、中には大量の猪のスライス肉が。 なんでも佐世保市のふるさと納税のお返しの品として人気だそうで、おととしは何ヶ月待ちとかになったそう。

 これからの時期が要望が多くなるとのことで準備しているとのこと。 うちの注文が入る時は、半頭でやってもらっているので、人が2,3人は入れそうな冷蔵庫の一番上の棚を全部開けてスタンバイしてくださるそう。 いつも、お手数をお掛けしてすいません。

 農作物の被害の話とか他のジビエの話とかいろいろなお話を聞かせていただきました。 なんと近くで鹿も獲れるとのこと。 なんでも、もともといたわけではなくて、つぶれたサファリパークから逃げ出したものが繁殖して、被害がけっこう出ているそう。 いろいろ大変です。 

 地元の猟友会の集まりでは必ずウサギ鍋が出るという話で、醤油派と味噌派に分かれ、結局いつも2種類作ってたべるそう。 ヨーロッパのウサギはクセのあるジビエとして有名ですが、お話を聞く限りこちらではそんなことはないようで、今度送ってくださいとお願いしておきました。

Dsc01049 “ヘルシーBOAR”からすぐそこは山、ここら辺で猪がとれたとか、ここは雉が出るとかお話を聞きながら江迎の山の中を案内していただきました。 加工場まで30分以内の所で獲れ、素早く処理できるので鮮度が保てクセのないジビエを提供できるとのこと。 なかなかこういう場所を確保するのも大変そうですが、山下さんや猟友会の方の尽力で町を挙げて、九州では一早く加工施設が造られたとのこと。 おかげでわがセレーノも恩恵に預かっております。

 想像というか、今まで知ってた江迎のイメージが覆るくらい、自然豊かなところ。 決して山が高いわけではないのですが、起伏に富んでいて、ここなら猪も暮らしやすいだろうなという感じがします。Dsc01058

 かなり山の中に入ったところに泥んこの運動場みたいなところがあり、遠くに豚が! 味菜自然村のハッピーポーク。 ストレスを与えないように育てられた豚さん。 この広い場所に放牧されてるなんて、すごい。 よく見ると普通の豚とは顔つきが違う、何代か前で猪と交わってイノブタになったようで、まるで猪八戒みたいな顔、後で調べたら、結構話題になっている豚。 まだまだ地元にも知らない食材がたくさんあるなと思いました。

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 パワースポットとして最近注目を集めてるという白岳神社に参拝して、近くの白岳国民休養地へ。 キャンプ場も備えた立派な施設。 最近佐世保市と合併してからあまり手入れはされていない模様ですが、こんな良い所もったいない。 

Dsc01054 湖があって、遠くに鴨がいるなと思って、あれ獲ればお店で使えるかなと考えながら、湖の近くを歩いてると、鴨が猛スピードでこちらに泳いできます。

 かなり大きな真鴨のつがい、どうも餌付けされ、味をしめたようで、このままだと陸にあがってきそうな勢いです。 近づいて捕まえようかなとしてると、僕の足がすべって、こけた音で逃げちゃいました。 いいお土産になるかなと思ったのにwink  白岳高原の上を散歩して、清々しい気分に。 あちらこちらに猪が掘り返した跡があり、猪どおかにいないか草むらを覗いてみたりして。

 山を降りる途中に凄い深い谷が、Mさんの奥さんがここもいい猟場とおっしゃってましたがlovely 手すりもない急な谷、ちょっと脚がshock 昔ここに橋をかけて観光の目玉にしようなんて言ってたとおっしゃってましたが、僕には無理です。 

 今まで僕の勝手に思い描いてた江迎の自然観が完全に覆されました。 こんなちょっと山に入っただけで凄い自然がある所なかなかないです。 すぐそこ海ですし。 

 Dsc01062向こうに平戸が見える平戸瀬戸市場でお昼ご飯。 こんな立派な施設ができてるなんて。 魚料理を堪能し、お土産もゲット。 魚安い、小さいけどカワハギが肝付で2尾で500円lovely東京じゃ倍でも買えません。 生のエソなんて珍しい魚も売ってました。 奥様おすすめのアルマドという中に卵が丸ごと入ったかまぼこもゲットしました。

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 山下商店のMさんご夫妻、イケ面のご亭主と可愛いい奥様、お年を聞いてびっくり、若いhappy02 いろんなお話させていただいて、お二人の仲の良さが伝わってきてうらやましい限りでした。

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 惜しくも世界遺産を逃した田平天主堂を見学して、江迎に戻ります。

Dsc01078 再び戻ってきた江迎では平戸往還の江迎本陣へ。 1830年に立てられたという枕水舎(ちんすいしゃ)という松浦藩のお殿様専用の部屋を案内していただきました。 当時のまま現存している貴重な建物、当時の大名行列の道具や茶器、お殿様が使っていた日常の道具なんかも展示されていて、小さな博物館。 池に張り出たお部屋の造りといい、水琴窟があることといい、風流を好んだお殿様だったのでしょう。

 なんと山下商店さんの本家がここ。 小さい頃はここでよく遊んだなんてお話も・・・ え、もしかして凄い家柄coldsweats02 

Dsc01074 隣の潜龍酒造さんも親戚ということで案内して頂きました。 

 残念なことに新酒の仕込みの真っ最中ということで酛蔵は見学できなかったのですが、こちらも1688年に建てられた貴重な建物で今も現役。 

 向かいのお店で試飲させていただいて、父と自分用に日本酒を購入。 敷地内の湧き水で仕込み、酒米も地元江迎産、本陣という銘柄は名前だけは知っていましたが、こだわりの造りと日本酒の種類の多さにびっくり。 全然知らなかった~

Dsc01083 電車の時間まで、まだ間があったので(一時間に一本なんで) 寿福寺へ。

 水掛地蔵まつり千灯籠まつりで有名なお寺です。 こちらの住職の方も山下さんの親戚の方で、お話を聞かせていただきました。 京都を参考にした“逆さ紅葉”で今、大変な人気だそうで、もの凄い立派なお寺、佐世保市内にはこんな立派なお寺はありません。

 山下商店のMさんご夫妻のおかげでいろんな江迎を知ることができました。 郷土愛にあふれる方が案内してくださったおかげで短い時間でしたが、自然、歴史、文化に触れ、肌で江迎を感じることができました。 次のジビエフェアの料理に何かしら生かせたらと思います。 Mさんいろいろありがとうございます。 そしてこれからもよろしくお願いいたします。

 さて再びMRに揺られて、佐世保へ。 僕の母校の近くでおりて。 婆ちゃんのお寺の納骨堂にお参りしてから、夜ご飯。 

 銀座にも進出した伊万里の櫓庵治さんの佐世保店へ。残念ながらこの日はイカの入荷がなく、代わりに鯨が。 佐世保では一番の高級店だそう。 生簀もあって、個室になっている今時のダイニング系のつくり、残念ながら素材や料理に地元っぽさはありませんでした。 ターゲットが観光客というわけではなさそうなんで仕方ないのかな。 いい日本酒がいいお値段でたくさん。 黒龍の龍や九平治の別誂などなかなかいただけないお酒をいただきました。 お父さんご馳走様でした。 なんか日本酒ばっかり飲んでいるような。

 さて一夜明けて次の日は、朝から有田へ。 ちょっとスープ用のお皿がほしかったのとなにか掘り出し物はないかなと。

 まずは、徳幸窯へ。 最近海外のシェフとのコラボとかでも有名な窯元さんです。 父がここの次男の徳永栄次郎さんがつくられる土物の器が好きなんです。 セレーノにも流星と名づけられたコーヒーカップがあるので、今度いらっしゃったら是非ご覧下さい。

 栄次郎さん自ら案内してくださり、器を見させていただきました。 土物はセレーノでお皿として使うのはなかなか難しいので、酒器を買わせていただきました。 いい白磁のお皿があったのですが、アメリカで有名な日本人のシェフの方に依頼を受けて造ったサンプルだそう。 栄次郎さんも抹茶碗を作成中とのこと。 料理に合わせてお皿をつくるなんていいな~と思いながら次のお店へ。

 業務用のお皿があるお店に行って、スープ用の器を探索。 いい感じのがあったので購入。 注文があってから焼くので、出来上がりは1ヵ月先。 これで次のジビエフェアのコンソメの器問題は解決。

 深川を覗いて、いろいろお皿を見て、まだ時間があったので、波佐見へ。 最近若い人に人気の波佐見焼。 ブロックマグという派手な色のアメリカっぽいカップが人気らしいです。

 古民家カフェや雑貨屋さんが集まったエリアでコーヒーをいただいて、佐世保に帰ります。 今日は夕方から佐世保に別れを告げ、熊本へ出発。

 今回せっかく九州に行くんだから、どこかワイナリーにでも行きたいなということで、探したのですが、どこも遠い。 車の運転ができない僕には行くのは難しそうなとこばかり。 唯一アクセスが良さそうなのが熊本ワイナリーでした。

 熊本までは電車で、途中、九州新幹線に乗ってびっくり、普通車なのに、座席がチョー広い、快適です。 今度帰るときは電車がいいかも。

 夕方について、翌日は熊本ワインさんへ。 駅で降りると目の前には医療系の学校があって、他には見渡す限り工事現場か畑でそれらしき建物は見えず。 地図ではあの辺というところには、小高い丘というか山が。 いやな予感がしつつ歩いていくとやっぱり山の上。 息をぜーぜー切らして“熊本ワイン”さんに到着。Dsc01100_2

 フードパル熊本という施設の中にあります。 お菓子屋さんの工場や手作り工房なんかがある一角にあります。 畑はないのですが工場はこちらで見学できるとのこと。 見学させてくださいとお願いしたら、お店の方が親切にも一人ついて、案内して下さいました。  

 想像してたのと違って、ずいぶんと大きな施設、すべてオートメーション化された大きな工場、あちこちのワイナリー見学に行きますが、設備が凄いです。

 畑の話やナイトハーヴェストの話、いろんな話を聞きながら、工場の脇の見学用の葡萄の木を見せていただきました。

 平成30年には畑のある菊鹿にワイナリーを建設する予定とのこと、ますます期待が高まりますね。

 試飲をさせていただいて、以前震災後の熊本ワインフェアで丁寧なお手紙を頂戴した経緯をお話しすると、担当の方も呼んで下さいました。 

 貴重な菊鹿シリーズもいろいろ仕入れ、これで帰った後の熊本ワインフェアは用意万端!

 さて市内に戻って、ワインショップ クルトさんへ。 ここは幡ヶ谷で有名なワインバーをなさってた方が地元に帰ってワインを広めるために活動なさっているお店。 ソムリエは前のお店にも伺ったことがあるそう。 小さいお店ですが、選び抜かれたワインの数々。 ビオワインは詳しくないのでイタリアのものと日本ワイン以外は良くわからなかったのですが、珍しいものもいろいろあり、お店用に少し購入。

 路面電車に乗って、熊本城へ。 中にはまだ入れないようで。 震災のつめ跡が残る石垣を大変なことがおこったんだなと見ながら、うろうろ。 まだ時間があったので、「熊本まで来て古本屋か」というソムリエの言葉にもめげずsmile 2件ほど梯子して空港へ。 熊本ラーメンを食べて帰ってまいりました。

 取り留めのない文章ですいません。 なんかバタバタした里帰りでしたが、いつかはのんびり帰ってみたいです。

 さて、気を取り直して2月から10周年記念フェアが始まります。 今回のフェアの料理は“熊本産 褐毛和牛 あか牛 リブロースのビステッカ”です。 10周年なのにシンプルな料理ですhappy01 それについては後ほど。

 ではでは、石の上にも3年、大山では10年じゃ短いのかなと思いながら今宵も大山セレーノで皆様のお越しをお待ち申し上げております。

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鏡開き 2

Dsc01026  最強寒波なんて報道がつづいておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 鏡開きはしましたか? さすがにセレーノでお餅を出すわけにもいきませんので、メニューには載りませんが・・・wink

 あ、でも七草粥の時は、七草のパルミジャーノ風味 リゾットをメニューに載せました。 季節ものですので3連休の時限定でしたが、食べて頂いた方いかがでしたでしょうか? イタリアでもトスカーナあたりでは、オルティーカ(イラクサ)のリゾットなんてありますし、地方によっていろいろな野草のレシピもありますし。 

 さて、のんびりムードの漂うセレーノですが、16(月)から18(水)までお休みを頂いて、10年ぶりに田舎に帰って参ります。 

 セレーノをオープンしてから10年、不眠不休bleahで働いてまいりましたので、僕を育ててくれたばあちゃんの法事もあることだし、ちょうどキリのいい十年目ですし、たまには帰ろうかと。

 ジビエフェアの時にお世話になっている山下商店さんにもご挨拶させていただいて、猪が獲れる江迎の自然も感じてきたいと思っています。 帰りは熊本に寄り道して、ワイナリーも見学して・・・、あれ、ちっとものんびりしている感じではないですねcoldsweats01

 なにか成果を得て一回り大きくなって帰ってきたいと思っています。 あ、体格がじゃないですよ(笑)

 今週は土曜日もまだ空席がございますので、是非よろしくお願いします。

 ではでは、日曜日雪で飛行機が飛ばないなんてことがないように祈りながら、今宵も大山 セレーノで皆様のお越しをお待ち申し上げております。

 

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