セレーノのお皿達
ご無沙汰してすいません。 5月病ではないです
GW、ちょっとばたばたしたと思ったら、その後は静かなもので皆さんどこか旅行でも行かれてるのか、はたまた病気になっていないかなんてちょっと心配するぐらいお店のほうは暇です・・・ お顔見せに是非お立ち寄り下さい。
暇なら暇でやることはたくさんあるもので、もちろん新しい料理も日々、妄想中です。 僕の場合は、実際に作ってみるより考えてる時間の長いほうがうまくいくので、こういう時間も大事です。
5月になりましたので、毎年恒例の新しいお皿達が到着しました。 以前のブログにも書いたのですが、実はセレーノのお皿のほとんどは、有田焼や三河内焼です。
よっぽど器が好きな方以外はほとんど気づかれないのですが、知ってる方はちょっと驚かれます。 ま、イタリア料理でその上、トラットリアということでセレーノは高級店ではないですからね~
ちょっとしたカラクリというか、うちの九州方面仕入部長の手腕といいますか。(はい、お察しのとおりうちの母です)
毎年、GWに開かれる有田の陶器市でうちのお店にあった皿を探してきてもらっているのです。 なかなか帰る暇もないので、ほとんど母にまかせっきりです。 まあでも、もう何十年も陶器市に通っているので、ある意味、目利きのプロかも
今回の仕入れもなかなか珍しい型の器や綺麗なものもあって、どんな料理を盛りつけようか思案中です。
有田焼というと華美な絵付けのものが多いのですが、そういうお皿は盛り付けがかなり難度が高いので、なるべく絵が描いてなくて、無地に近いものを探してきてもらっています。
中には、B品と呼ばれる、ちょっとしたほとんど素人にはわからないようなミスがあって、最後の絵付けをしなかったものなんかもあります。
もともとの土はいいものなので、絵などなくても綺麗ですし、値段も安いし、盛り付けもしやすいといいとこずくめ。 安いといっても、絵をつければウン万円という皿もあるので、結構いい値段です。 そこは値切りのプロに任せているので・・・ (はい、お察しのとおりうちの母です)
うちの店にはちょっと贅沢かもしれないなんて思うときもあるのですが、これもお客様のため!
なんて、本当は、派手な盛り付けができない僕の料理でもいい器に盛るときれいに見えるという魔法みたいな効果をあてにして![]()
是非、今度セレーノにいらっしゃるときはお皿にも目を向けてみてください。 いろいろと面白いお皿がありますよ~ あ、でもお皿ひっくり返して見るのはやめてくださいね(笑) どっかの店のスパイかと思っちゃうんで。
来月の4日から、恒例になりました“スパークリングワインフェア”を開催します。 梅雨なんか吹っ飛ばせ!という事で、グラスのスパークリングワインとチケッティの盛合わせをセットでお出しします。 いつもはクリスマスやパーティー以外、前菜盛合わせはセレーノでは食べられないので、この機会に是非どうぞ! 次々と泡の種類も変えていきますので、お好きな方は何度でもどうぞ!
あ、でもまだ5月もう少しありますので、是非、皆様5月中にも一度はお顔をお見せ下さい。
小串トマトの冷たいフェデリーニなんてセレーノではレアな冷製パスタもやってます。 お待ちしております。
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今日の素材 : 小串トマト
そろそろフルーツトマトもあんまり良くなくなる季節ですね~ 原産地がアンデス地方のトマトは、水をあんまりあげないで、ミネラルを多めにあげると味が濃くなりますので、実はフルーツトマトと呼ばれるものは冬が旬というか、おいしいのです。 夏は昔ながらの味のトマトの出番ですね。
僕がイタリア料理を修業し始めた頃には、もうフルーツトマト出回ってて、初めて食べたときは果物みたいに甘くてビックリしました。 いまでは欠かせない素材の一つですね~
長崎には、佐世保の近くの大島に有名な“大島トマト”というフルーツトマトがあります。 皮は硬いのですが、ものすごい味の濃さでちょっとびっくりするぐらいです。
最近の僕のお気に入りは、長崎の東彼杵のほうで作られる“小串トマト”。
味の濃さでは大島トマトに軍牌が上がりますが、味のバランスがよく、火を入れても美味しいのでいろいろ使えて便利です。
フレッシュのサンマルツァーノで作ったソースのように濃厚な感じではないですが、はっきりとしたトマトの味や香りが残るのでその場でソースにしてもおいしい。
そうシンプルに小串トマトだけのトマトソースで手打ちのショートパスタ、トロフィエなんかをあわせても美味しいですし、フィレンツェ名物のカレティエッラをアレンジして、小串トマトとニンニクと赤唐辛子で、少し硬めに茹でたスパゲッティであえると抜群です。
そろそろ蒸し暑くなりそうなので、冷製パスタも。 今回は少し細めのフェデリーニで、小串トマトはピュレとコンカッセ、薄切りと三種類用意して、ボールで一緒くたにあえます。 フレッシュなトマトのおいしさを前面に押し出した味です。 いつもトマト入れすぎてちょっとパスタとのバランスが悪くて、最後に残るのはご愛嬌!
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