大鹿村の鹿
前回、ふれた大鹿村の鹿、早速届きました。 長野県下伊那郡大鹿村より直送です。
届いてすぐに試食してみました。
うーん、凄い!
今まで食べたことのある北海道産の蝦夷鹿やニュージーの鹿と比べてかなり柔らかい。 そのうえ、鹿らしい香りはあるのですが、独特のくせというか、鉄分の味みたいなのがあんまりなく食べやすい。 赤身肉の旨みも充分にあって、想像以上においしいお肉です。
おいしすぎて、料理の方法が無いぞ! あれ?
僕の個人的見解ですが、いい素材ってそのまま生か、単純に焼いたり、煮たりするだけでいいんで料理の必要性はさほどありません。 そのままだと食べにくかったり、クセがあって手をかけてあげないといけない素材のほうが、腕の振るいがいがあるんです。
うーん、でも、やっぱり、レアに焼き上げた赤身の感じとか鹿というイメージとかちょっと抵抗あるかも・・・ そこから攻めてみます。
イタリア料理だと、“モチェッタ”という生ハムとか、煮込み系、フランス風にベリー系の果物を使ったソースなんかです。
とりあえず、内モモは、いまつくってるブレザオラに近い感じで生ハムに、すね肉は煮込んでパスタソース、ロースはローストしてなにかソースをつけて・・・
そこで行き詰まりました。 この前、常連のお客様と鹿の話をしたとき、鹿といえば、果物の甘いソースっていうのは、定番だけれどちょっとという話題がでました。 実際、僕もあまり好きになれなくて・・・ 慣れの問題かもしれませんが。
一晩中、悩みました。 一種はさっぱりと肉の味を楽しんでもらうために、サルサヴェルデをちょっと添えて。 鹿との相性を考えて、ちょっと野山の味というかそんなのがほしくて、セリを入れてみました。
もう一種は、すこし重いソースで鹿肉との相乗効果をねらって・・・ そういえば、ノロ鹿の煮込みで香辛料つかうのあったと思い出して、すね肉でとったスーゴを基にソースにアレンジしてみました。 自分で言うのもなんですが、なかなかです。
あんまり、おいしいんで2月分も大鹿村の加工所の方に無理いって確保してもらいました。
今来てるのは、だいたい60kぐらいあるとか、これから餌がなくなってきて、木の皮とか食べるようになるから痩せてきて、いいやつを確保するのが大変だとか、ジビエとかカルパッチョとか専門用語もとびだして、安全性の点なんかもいろいろ教えてくださいました。
上が大鹿村の風景です。 解体の作業所なんかも見学しにおいでと言ってくださったんで、今度休みが取れたら一度いってきます。
また、なにか新しい食材がみつかるかも・・・
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コメント
トラバさせていただきました。
大鹿村のそばの駒ヶ根市にはジビエにあうワインもあります。是非、お試しください。
http://www.hombo.co.jp/product/wine13.html
http://brand.naganoblog.jp/e74533.html
投稿: 長野県企画課 | 2008年1月31日 (木) 13時28分