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ジェラート

 暑いですね~ やっぱ、夏はアイスクリーム!

 いやいやジェラートです。 セレーノは一応イタリアンだった。

 ジェラートとアイスクリームの違いは一般的には、空気の含有量や乳脂肪分が少ないのがジェラートです。 乳脂肪がなくて、フルーツのシャーベットで糖度が高いものもジェラートと呼ぶのでややこしいですが・・・

 あと、イタリアだと糖度が低くなるとソルベット、細かい氷の粒が感じられるようなものをグラニータと言います。

 グラニータはフラッペ(よくお祭りとかにあるやつ)を想像するとわかりやすいんですが、シチリアのやつは違うのもありました。 フローズン(これもお祭りにあるやつ)に近い感じのなめらかさ! シチリアで、トラックの屋台で売りに来てたレモンのグラニータは最高においしかったhappy01

 軽トラックの荷台の部分がジェラートのボックスに改造してあるんですが、ただの銀の蓋がならんでいるだけ、日本みたいにガラス越しに並んでるのを選ぶって言う感覚ではないです。

 そういえば、シチリアに面白いジェラートの食べ方があるの知ってますか?

 パンにはさんで食べるんです。 ブリオッシュ(日本のやつよりバサバサした感じ)を半分に切ったのに挟んで食べます。

 シチリアの市場で食べました。 間違って、ガイドさんに観光客は危ないから行ってはいけないって言われた市場に迷い込んで・・・

 ハエがブンブン飛んでるゆでた内臓を売ってるお店とか(それも大きなシェパードがその隣でくちゃくちゃ食べてるwobbly)、あんまり新鮮じゃない魚に水かけてきれいに見せてる魚屋とか、色とりどりの見慣れない野菜のならんでる八百屋とか・・ビクビクものだったけど楽しかった。

 ふと見上げると、アパートの上からかごがするすると紐につられて降りてきてたんで、なんだろうなって見ているとその下にはジェラート屋のトラックが! ジェラートをそのかごに入れるとするすると上のほうに上がっていきます。 まるで、昔の映画の世界。 アパートとアパートの間に紐が渡されてて洗濯物干してあるし。

 急いで追いかけて、ブリオッシュサンドのジェラートをゲット!

 なんかちょっと科学的な安っぽい味! これがシチリア庶民の味か? 日本も昔、アイスクリンってあったなとか思いながら。 これが本物のジェラート!って感動してました。

 もっと、高級なお店に行くとちゃんとフレッシュのフルーツからつくるジェラートもあるんですが。

 シチリアのジェラートに欠かせないのが、カッルーバ。 鞘ごと乾燥させた豆です。 日本だとイナゴマメというそうです。 甘味とあのねっとりとしたキメの細かさをだすために入れるそうです。 ちなみにセレーノのジェラートには入ってません。 食後ということも考慮して、あっさりとということで秘密の製法で作ってますsmile

 カッルーバはカラットの語源としても有名です。 何でも種子の重さが常に一定らしく、昔は重さを量るのに使われていたらしく、そこから来ているそうです。 5カラットのダイヤというと凄そうですが、5イナゴマメのダイヤというとたいしたことなさそう(笑)

 ジェラートの起源はいろいろあるみたいですが、シーザーの時代にはアルプスから氷を運ばせて、それに甘いワインや蜜なんかをかけて食べてたそうです。 家康も富士の氷穴から氷運ばせてたらしいので、昔は権力者のみに許される贅沢だったのかもしれません。

 アイスクリームみたいなものは、東方見聞録で有名なマルコポーロが、中国で乳を凍らせたものを食べて、ヴェネツィアに広まったという話もあります。

 ま、そんな話はさておき・・・

 セレーノでは、常時4~6種類のジェラートをご用意しております。

 定番は一番人気でもある蜂蜜のジェラート! お子様からお年寄りまで、皆さんに好評です。

 他に現在あるのは、香川産の白桃、イチジク、夕張メロン、ブルーベリーヨーグルトのジェラート、リモンチェッロ、コーヒーのグラニータです。

 フルーツはすべて旬のフレッシュフルーツから作っており、糖度とか見ないで、味見してつくっているので、ソルベットに近いものが多いかも。 

 ほとんどのレストランのジェラートはフルーツのピューレをつかって作ってる所が多いと思います。 フレッシュのフルーツでつくるとお金もかかるし、ぼやけた味になりやすいんで。 セレーノは長崎の青果仕入れ担当者がいるんで(母ですけど)、フレッシュのフルーツを使っています。

 基本は4種類の盛り合わせで、サービスで5種類になることもあります。

 種類を教えずにお出しして、あててもらうこともありますが、全問正解はほとんどありません。

 フルーツピューレとかリキュールとか使わずに淡い、あっさりした味だからかな?

 いままで一番多いのは、ヨーグルトのジェラートをチーズのジェラートと間違われる事です。

 確かに軽い酸味と乳脂肪のこくはよく似ています。

 ここまで書いてきたんでもちろんお判りだと思いますが、セレーノのジェラートは自家製です。 小さなジェラートマシーンで作ってます。 ( 小さいですが、調理場にある道具類で一番高いものです、正直買うの悩んだんですけど )

 レストランとして当たり前なのですが、よくランチにいらっしゃるお客様に聞かれて、“自家製です”とお答えすると妙に感心されてしまうこと多くて・・・ もしかして、売ってるやつだって勘違いしてるお客様もいらっしゃるんじゃないかと思ってbearing  ケーキなんかも自家製だというとびっくりされることもあって、なんだか逆にはずかしい感じにこっちがなってしまいます。

 ぜひ、食後にはセレーノのジェラートをお試しくださいsign01

 

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今日の料理: 香川産 白桃のコンポート 紅茶のジュレ添え

 桃っておいしいですよね。 一番好きな果物かも。 

 この前、うちのソムリエが「桃って幸せな香りがするよね」って言ってましたけど、本当にいい香りです。

 なにもしないでもおいしいんで、そのままお出ししたいところですが、ちょっとだけ一工夫! 余計なことをって声が聞こえてきそう・・・

 イタリアでは暑くなると、アイスピーチティーがポピュラーです。 それをイメージして!

 コンポートといっておりますが、そのままでも食べれる桃なんで、むいてジュニパーベリーの香りをうつしたシロップをかけて、そのまますぐ冷やします。 なるたけフレッシュ感を残して。

 グラスにもって、紅茶のジュレを添えて。 横に桃のソルベットを添えます。

 桃のおいしさを少しでも表現できたかな。

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柏にて Part2

 前回、お休みいただいたとき、京橋の会食会の次の日、じつは六本木でランチに出かけてました。 以前、ブログにも登場した元同僚のH君と一緒に。

 最近、よく雑誌でも取り上げられるイタリアンの人気店へ。 高級店なんでランチとはいえ、セレーノの夜のコースより高いです。

 しかし、正直期待はずれでした。 ランチだからということもあるのか、最近ではあまり見かけない低コストの料理sad 食べ終わった後、なんだかむなしくなってミッドタウンで他のもの食べなおしたほど。

 予約して、H君を連れ出した僕は完全にローです。 明日はどこへ、なんてブログに書いたのに書く気にもなれず・・・・

 そんなこんなで今週はどうしようか、先日の土曜日考えていたとき、ちょうどイル コンチェルトのK君とメールしてて、常連のKさんがいらっしゃるということを聞いて、なら出かけてみるかということに。

 ちょうど、2周年のお祝い用に昨日マグナムのスプマンテ買ってあって、祝日の月曜しか行けないんで、次いつになるかわかんないんでちょっと早いけど渡しちゃおう。

 通いなれた道! 東京横断! さすがにもう迷いません。

 やってきました。 千葉県 柏市 高柳。 ちょうど梅雨も明けてむちゃむちゃ暑いです。

 イル コンチェルトに到着!

 海にでもいきたいとこですが、聞いてみたら柏に海はないとのことweep

 いつものお任せコースとココファームの白ワイン。

 自分のレストランにいるみたいに落ち着きます。

 最初に柏のトマトいただきました。 塩とオリーブオイルで! 桃太郎っていってましたけど、身がしまっていてまるでフルーツトマト。 新鮮でおいしい野菜が手に入るっていうのはこういうところの特権ですね。 毎回、驚かされます。

 定番のブルスケッタ、前菜の盛り合わせと、いやおいしいです。 白ワインが進みますね~ いかんいかん、少しセーブしなくては。

 パスタは夏らしく冷製で! からすみとシラスの冷製スパゲッティです。

 氷水で冷やさず、ボールで氷を当ててパスタの硬さを計算しながら冷やしていくタイプです。 

 スパゲッティとか氷水で冷やすと水っぽくなって、ソースが絡みにくく、味がのりにくくなってしまいます。 ぼくとシェフのK君が昔いた“虎の穴”みたいなレストランでも風で冷やしてたっけ。 (虎の穴ってタイガーマスク。 わかる人いるのかな?)

 絶妙のパスタの硬さと塩加減のバランスでするするお腹におさまります。 夏、食欲がないときでいけるかも。

 ここで、Kさんの登場です。 僕が来るのは内緒だったんでかなり驚かれたみたいsmile

 Kさんはイルコンチェルトの常連さんで紹介されてうちのセレーノにもよく来てくださいます。

 比べられて、ちょっと怖いかも。 ま、うちは勢いが売りなんで! 

 メインは短角牛、北海道産です。 うちも使ってみたいなって思っている食材です。 赤身の肉の旨みとすっきりした後口、焼き加減も絶妙! そういえば、肉焼くのは彼の得意技でした。

 食後の自家製リキュールもまた増えてて今度はブラックベリーチェッロ! 7種類ぐらいあるかも。 デザートと一緒にいただきました。 あれ、ジェラートも種類増えてます。 うちも対抗しなきゃ(笑)

 かなり日頃のたまっている愚痴もシェフのK君に聞いてもらったり、いろいろ情報を交換したり、その上おいしいものまで食べて有意義な一日でした。 この間の六本木とは大違い!

 プライベートでお客様のKさんともお会いして、けっこういろんな発見があったり。

 お休みはこうでなきゃ! 夜はおとなしく古本屋めぐりをして、帰りました。

 ちなみにイル コンチェルトでは2周年記念メニューで4500円のコースを半額で、というすごいことやってます。(ランチタイムで予約のお客様のみ)

 たまには、ちょっと遠出してランチというのもけっこうお薦めです。 もちろん、お帰りの際はセレーノにお立ち寄りくださいdelicious

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今日の料理: 福島産 穴子の巻きムニエル 煮詰めたバルサミコのエッセンス

 穴子はここ最近の課題でした。 フリットじゃ天ぷらに負けちゃうし、蒸したものも繊細な味なんですが、いまいちパンチに欠けるような気がして。 ムニエルにしたら、いけるかもと思ったんですが、普通にやると小さい穴子だとふっくらした身の感じまで無くなっちゃいます。

 ということで巻いてから粉をつけて、ムニエルにしてみました。

 これはこの間、太刀魚を買ってきたとき思いついた手法です。

 常連のお客様と魚の話をしていたとき、太刀魚とか使わないのって言われて、その時は鮮度が難しい魚なんでってお話したんですけど、そのあと、ちょうど市場で状態のいいやつ見つけて。

 太刀魚って、新鮮なやつはピカピカしたアルミみたいに光るんです。 釣りたては七色に光るそうですが。

 買ってきたのはいいんですが、おろしてみると以外に小さくて、どうしようかなって考えて、そういえば舌平目とか巻いてムニエルにする方法あったなって思い出して。

 作って食べてみると、かなりいけてます。 それが穴子につながってこうなりました。

 ソースはベタですが、バルサミコを詰めたもので。 たれの発想からか穴子や鰻なんかによくあわせるんですが、やっぱりおいしいです。

 日本人のDNAに刻み込まれてるのかな?

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本マグロ入荷!

 鳥取より“本マグロ”入荷!

 とはいっても、うちはお寿司屋さんではなく、一応イタリアンなんで握りにはなりません。

 それと入荷したのは、カマです。

098  ちょっと小さめですがそこは本マグロ、かなりの大きさです。 下の携帯と比べてみてください。

 マグロのかまといえば、カマトロの炙りじゃなくて、香草オーブン焼きです。

 マグロのカマ、いいの見つけるとたまにやっているのでセレーノでも召し上がっていただいた方、けっこういるかも。

 いつもは、メバチやメジといった小さめのカマでやってるんですが、今回たまたま本マグロのカマ、ぎりぎり買えそうな値段であったんでhappy02

 大きいんで三人前ぐらいあります。(いつものセレーノの量で)

 魚屋さんで切りましょうかって言われたんですが、ここは一発、自分でやってみようとそのままでいただきました。

 魚だからとなめてましたwobbly 伝家の宝刀のチョッパー(斧みたいな包丁)なら簡単に一刀両断かと思いきや、骨がすこし弾性があって厚みがあるんでなかなか切れません。

 なら、しょうがないと糸鋸! これでいけると思いきや、力入れすぎてポッキリ折れちゃいましたcrying

 万事休す! こうなったら力づくでいくしかありません。 気合の一撃でどうにか切れました。 こんなことなら、最初っから素直に切ってもらえばよかった・・・

 ま、何事も経験です。

 さしの入ったカマトロの部分は刺しでもいけそうですが、あえて香草オーブン焼きに。

 なんか小さいころからカマ焼きって好きなんです。 刺身だと嫌いなハマチとかもカマだったら大好き!

 イタリアもマグロ、けっこう食べます。 ぶつ切りでローストとか、トマト煮込みなんかが多いですけど。 

 マグロのボッタルガ(カラスミより卵小さくてねっとりした感じ)やモッシャーメというマグロの塩漬け(生ハムみたいな感じ)などの加工品もあります。 すごいおいしい高級ツナ缶とかもあるし。

 本マグロは絶滅危惧種になりそうなくらい、世界的寿司ブームのせいで乱獲されているそうです。 感謝して、残さず全部食べなきゃ! 

 オーブン焼きだったら、骨までしゃぶれますから。

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梅雨明け! 夏到来!

 いよいよ梅雨明け! 夏本番到来! 

 最近、いつも毎年思うのが、“夏ってこんな暑かったっけ?”ってことです。

 もう、ボケが始まっているのか、体力がなくなって弱くなったのか?

 地球温暖化のせいだsign01と勝手に決めつけて・・

 夏になると、食欲ってやっぱりなくなっちゃいますよね~

 冷たいものも最初の一口はいいんだけどあとはなんだか。

 冷製パスタもフルーツトマトも生からすみも終わって、そろそろウニも高くなりそうな感じだしweep

 京都みたいに、川床とかでご飯食べるのもいいかも。 通に言わせると、やっぱり、は夏の京都にかぎるらしいし。

 東京は、やっぱりかしら、もいいかも、天麩羅も?

 夏は特に料理悩みます。

 食欲が減退しているお客様をいかにその気にさせるか。 クーラーが効いたレストランで食べるのだから、冷たいものばっかりはダメだし。

 新しい夏のスペシャリテ考えないとflair

 食材もなかなか野菜以外は、なんだか和食向けの素材多いし。

 は蒲焼がやっぱりおいしいし、はおとし、は塩焼、スズキコチは洗い、加茂茄子は田楽、和食ばっか!

 イタリアはどうなんですかね~ 野菜なんかは夏おいしいもの、けっこう多いんで料理も多いんですけど、冷たいズッパなんかは食べるみたい、でもこれといって特に思い浮かびません。 勉強不足か?

 セレーノも夏といえばこれって料理を考えないとsun

 個人的に、ガスパチョ好きなんで、それ系の料理はよくやるんですが、胡瓜あんまり好きじゃないんで抜いてやって。

 そういえば、この間、エクアドルに仕事の関係で赴任している方(友人の妹さん)にエクアドル料理の資料を手作りでいただいて、そのなかにセビッチェという料理がありました。

 中南米でよくやるライム風味の少しからい魚のマリネではなくて、エクアドルのは甘酸っぱいトマトソースの魚の冷たいマリネらしいです。

 初めて見ました。 これは何かに使えそうです。 もちろん、イタリア料理として成り立たなくてはいけませんが。

 けっこう、いろいろな国の郷土料理っておもしろいです。 ベトナムやタイ、韓国、メキシコ、なんかはけっこう好きで食べ歩いたり、本買って勉強したりしました。

 本当は現地に行くのが一番なんですけど、なかなかcrying

 

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今日の料理: 長崎産 白いかの瞬間グリル グレープフルーツのサラダ添え

 白いか、地元じゃただイカっていいますが、剣先イカのことです。 調べてみると赤いかっても通称で呼ぶらしいんですが・・・

 東京じゃ珍重されるアオリイカも向こうじゃ水イカって呼ばれ、普通のイカのほうがおいしいってことになってます。 ほとんど、東京に持ってっちゃってるって話も・・・

 向こうじゃ、佐賀の呼子ってとこが、イカで有名で僕も何度か親に連れられて行ったことあります。 日本三大朝市の街としても有名らしいです。

 イカはやっぱり生だと、泳いでいるのを生きたまま活き造りにしたのにはかないません。

 あのコリコリとした食感と清冽なおいしさ、一度食べてしまうとなんか普通の刺身は食べた気がしません。

 なかなか活き造りはセレーノじゃ無理なんで、水槽ないしpisces

ということで、生は止めて、イカ焼きに!

 子供のころ縁日の屋台で食べたイカ焼きがイメージです。 ちょっと醤油の焦げた感じ。

 あのころ、あんまり買ってもらえなくってすごいおいしかった記憶があるのに、大人になって自分で買って食べるとちっともおいしくない!

 大人になって口が贅沢になったせいか、自分でお金払ったせいか、本当においしくなくなったのか、さだかではありませんが。

 完全に焼いちゃうと居酒屋のイカの一夜干しになっちゃうんで、高温に熱したグリル板で香ばしさをつけるために瞬間的に焼いて、中心は生で!

 甘みも引き出されいい感じです。 ゲソはしっかり焼いて、ちょっとだけカリカリした感じも。

 香ばしさの苦味が口に残るので、さっぱりさせるためにグレープフルーツを。 甘く無さそうなやつを選んで、すっきりとした後口に。

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京橋へ

 お休みを利用して、普段行けないとこにいこう第一弾!

 本日は、“リストランテ フィオレンツァ”で行われている会食会りちぇったに行ってまいりました。

 以前お邪魔した本郷のココゴローゾのシェフがやってらっしゃる京橋のお店です。

 郷土料理を皆に広く理解してもらえるよう毎月、定期的に行われている食事会です。

 コックの僕が行くのはちょっと反則かと思いましたが、なかなかイタリアにいける機会もなく、本当の郷土料理を食べる機会も少ないので、意を決して潜入開始。

 セレーノは、ベーシックなイタリア料理、古典や郷土料理をだすお店ではないですが、やはり、イタリア料理と名乗っている以上、その根底にある流れを理解していないとただの創作料理になってしまいます。 (東京イタリアンとくくられそうですが・・・)

 ということで、勉強にいってまいりました。

 少し直っていたかと思っていた方向音痴が再発して、早めについたのに、逆方向へ。 地図を持っていったのにもかかわらずcrying

 久々の晴れで真夏並みの暑さのせいか、電話で教えていただいたのに前を素通りしてパニックです。 ちょっと遅刻、本当に申し訳ありません。

 今日のテーマは“ナポリ”です。

メニューは
 生あおさのゼッポレ
 スッフリッテ、カンポフランコ副将軍の2段重ねピッツァ、ナポリ風パルミジャーナ
 ファエッラ社のヴェルミチエッリ ナポリ産ピエンノーロ・ミニトマトのソース
 豚皮の巻きもの、コティカ・インボッティータ
 自家製のスフォィアテッラ(スフォリアテッラ)

 ゼッポレ、フワフワした生地のフリット、つまみとしておいしいです。 海草をたべることの少ないヨーロッパでは珍しい料理かも。 昔、一緒に働いていたピッツアイオーロが作ってくれたの思い出します。 沖縄にもモズクの天ぷらとかあるし、料理は世界共通!

 スッフリッテ、南イタリアによくある辛いもつ煮込みです。 いろんな呼び方と土地土地のレシピがあるので分類が難しいんですが、あ、聞いとけばよかった!

 2段重ねピッツアは、ピッツァの原型らしいです。 卵の入ったフォカッチャみたいな生地を半分に割って2段にしてあります。 厚みがあるので、昔の人はこれでおなか一杯にしたのかも。

 パルミジャーナ、茄子とトマトソースとチーズを重ねて焼く、けっこういろんな地方にある料理。 茄子に衣を着けて、揚げ焼きにしてあるのがナポリ風か? それにしても、いままでパルミジャーノチーズを使うからパルミジャーナって思ってたのに、鎧戸って意味なんて。 勉強不足、お恥ずかしい限りですshock

 ヴェルミチエッリ、最近は細いロングパスタに使われる名前ですが、スパゲッティは最初に作られたときはこう呼ばれていたみたいです。 ナポリ周辺のメーカーだとよくスパゲッティーニにこの名前がよく使われています。
 
 でも、これは完全にスパゲッティ! 完璧な南イタリアのアルデンテ!
 ナポリで修行経験のあるOシェフに教えてもらったやつと味も硬さもほぼ同じ。 これよりは柔らかいのだしてましたが、そのお店はナポリ料理が売りだったのでパスタがかたく、お客様のクレームが多かったの思い出します。 これだと、ずるずるパスタすすって食べれないからいいんですけど。 セレーノでは、ここまで硬いのはお出ししてません。 ソースとの相性も考えて、程よい硬さで、種類ごとに変えてます。

 ピエンノーロミニトマトは希少でおいしいんですが、高いのが難点。 でも、何もしなくてもおいしいです。

 コティカ・インボッティータ。 豚皮にサルシッチャのネタを挟んでロールにして、ラグーソースがかかってます。 めったにこういうふうなかたまりで豚皮食べることないんで逆に新鮮かも。 ソースはナポリ風のジェノヴェーゼかしら? ちょっと酸味があって豚皮、食べやすくなります。

 スフォリアッテッラは、ナポリで食べたのより甘くなくて、 素朴な感じです。 なんか、もっとバリバリしてたような。 ナポリのはお菓子屋さんのだったから、また違ったのかな。

 イタリアで食べたお菓子は食べた瞬間に歯が痛くなるような甘さのやつばっかりでした。 でも、シチリアのバールで食べたカンノーリおいしかったなぁcatface   もういっぺん食べたいなー、コックなんだから自分で作れって。

 会食会っていうんでけっこうビビッて行ったんですが、普通にコース料理のように出てきて、最後にシェフが軽くお話してくださる感じで、食べるのに集中できました。 なかなか、食べれない料理で勉強になりました。 来月も行きたいけどなーbearing

 そうそう、お店はシックな感じで思ったより大きくなく、真ん中にウォークインのワインセラー、カウンターのガラスの向こうに調理場が見えて、いい感じです。イタリアのアーティストの騙し絵が壁に書かれていて、猫がなんだか可愛かった。

 今度は夜行きたいな~ メニュー見せてもらったら、まだ食べてことのない料理が何種類かあったんで・・・

 終わってからちょっと時間があったので、たしかずいぶん前に行ったことのあるお菓子屋さんがちかくにあるはずだと思って、フィオレンツァのお店の方に道を聞いていきました。

 スフォリアッテッラ一個じゃ甘いもの足りなかったわけではなくて、これも勉強ですbleah

 やってきました、“イデミスギノ”です。 売り切れも多いと聞いていたので、怖かったんですがまだありました。 でも次から次へと人がやってきます。 たまたま、タイミング良かったのかもgood

 アンブロアジー(チョコレートのムース系)とリヴィエラ(レアチーズっぽい)のを頼んで、奥のティールームへ。 うわ~、さすが人気店、一杯です。

 ここのお菓子はちょっと高いですが、一口一口のインパクトがすごいです。 素材の良さや新鮮さ、一つ一つのパーツの完成度、それが合わさったときのハーモニー。 久しぶりですが、本当に凄い。 完成された境地を感じます。

 やっぱり、おいしいものを食べるといいですね。 体の疲れもストレスもどこかに行く感じです。

 明日はどこへ。

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生からすみ入荷!

097  生からすみ、長崎より入荷いたしました。

 皆さん、生からすみ、ご存知でしょうか? 日本酒好きのかたはお馴染みかもしれません。 東京でも日本酒を売りとしているお店には結構置いてあるんで。

 ぼくが生からすみを初めて知ったのは、長崎に住んでるにもかかわらず、空港のお土産売り場でした。 珍しいものがあるなーと思って、手にとって見ていたら、高くて買えない僕を憐れんでうちの親がお土産で持たせてくれました。 いつも、感謝ですweep

 見た途端、これはパスタで使えるんじゃないかと。

 日本のカラスミのパスタはペペロンチーノをベースに、上にカラスミパウダーやスライスしたものをふりかけるのが主流ですが、イタリアではすりおろしたパウダー状のものを混ぜ込むレシピもたくさんあります。

 しかし、おいしいのはおいしいんですが、口の中がもそもそしたり、うまくつないでもそのうち固まってきたりするんです。 軽いクリーム仕立てだとうまくいくんですが・・・

 でも、生からすみなら一発解消! たしかに、干した凝縮した旨みは乏しいですが、塩漬けして熟成した感じもあるし、生臭くもないんで。

 パスタにしてみると、おいしい。

 しかし、残念ながら、特別な素材をつかってるという感じがなく、そのまま食べた時のインパクトに負けてしまうんですよね~

 パスタって、基本的にどんな具材でも作れちゃうんで、僕がお店で出すときに心がけてるのは食材がパスタと組み合わさったことによる相乗効果があるかということです。 なんか具が入っただけというのは違う感じがして・・・

 それで、セレーノはいろいろな具の入ったパスタはありません。 一皿に彩りや食感の違い、味わいの複雑さを出す意味はあると思うんですが。

 食事の流れを重視して、パスタで完結することなく、セコンド(メイン)に頂点を持ってくような感じでメニューを組んでます。 メインが魚なら肉系のパスタ、肉なら魚系のパスタという方も多いんで、蟹のパスタや肉の煮込み系のパスタなんかも組み込んでます。

 あ、また本題の生からすみとは違う方向へupwardright

 ずーっと、この生からすみでパスタをと思って、田舎に帰るたびに買って、試作してました。

 やっと、これは店に出せると思ったのが出来たのが去年、まったくの偶然というか、火事場の馬鹿力というか。

 夏に常連のお客様に冷製のパスタを注文いただいたんです。 以前に定番のウニやトマトの冷製は食べていただいており、それは今日出来ないかという感じでした。

 残念ながら、ウニはいいものがなく、フルーツトマトは季節はずれ、どうしようと思ったときに目に入ったのが送られてきてた生からすみの瓶!

 なんで今まで気づかなかったんでしょうかねー 冷製にすれば、生からすみの本来の味も生きてきます。 お蔭様でご好評をいただきました。

 もともと、塩辛いものなのでバランスがちょっと難しいんですが、おいしいです。 たぶん、他のお店ではあまり目にしないパスタだと思います。

 少量の入荷に付き、早い者勝ちです。 さっそく、昨日も二つ出ましたし。

 ご来店お待ちしてます。

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なお、7/9(水)は貸切となります。 ご了承ください。

 

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