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ジェラート

 暑いですね~ やっぱ、夏はアイスクリーム!

 いやいやジェラートです。 セレーノは一応イタリアンだった。

 ジェラートとアイスクリームの違いは一般的には、空気の含有量や乳脂肪分が少ないのがジェラートです。 乳脂肪がなくて、フルーツのシャーベットで糖度が高いものもジェラートと呼ぶのでややこしいですが・・・

 あと、イタリアだと糖度が低くなるとソルベット、細かい氷の粒が感じられるようなものをグラニータと言います。

 グラニータはフラッペ(よくお祭りとかにあるやつ)を想像するとわかりやすいんですが、シチリアのやつは違うのもありました。 フローズン(これもお祭りにあるやつ)に近い感じのなめらかさ! シチリアで、トラックの屋台で売りに来てたレモンのグラニータは最高においしかった

 軽トラックの荷台の部分がジェラートのボックスに改造してあるんですが、ただの銀の蓋がならんでいるだけ、日本みたいにガラス越しに並んでるのを選ぶって言う感覚ではないです。

 そういえば、シチリアに面白いジェラートの食べ方があるの知ってますか?

 パンにはさんで食べるんです。 ブリオッシュ(日本のやつよりバサバサした感じ)を半分に切ったのに挟んで食べます。

 シチリアの市場で食べました。 間違って、ガイドさんに観光客は危ないから行ってはいけないって言われた市場に迷い込んで・・・

 ハエがブンブン飛んでるゆでた内臓を売ってるお店とか(それも大きなシェパードがその隣でくちゃくちゃ食べてる)、あんまり新鮮じゃない魚に水かけてきれいに見せてる魚屋とか、色とりどりの見慣れない野菜のならんでる八百屋とか・・ビクビクものだったけど楽しかった。

 ふと見上げると、アパートの上からかごがするすると紐につられて降りてきてたんで、なんだろうなって見ているとその下にはジェラート屋のトラックが! ジェラートをそのかごに入れるとするすると上のほうに上がっていきます。 まるで、昔の映画の世界。 アパートとアパートの間に紐が渡されてて洗濯物干してあるし。

 急いで追いかけて、ブリオッシュサンドのジェラートをゲット!

 なんかちょっと科学的な安っぽい味! これがシチリア庶民の味か? 日本も昔、アイスクリンってあったなとか思いながら。 これが本物のジェラート!って感動してました。

 もっと、高級なお店に行くとちゃんとフレッシュのフルーツからつくるジェラートもあるんですが。

 シチリアのジェラートに欠かせないのが、カッルーバ。 鞘ごと乾燥させた豆です。 日本だとイナゴマメというそうです。 甘味とあのねっとりとしたキメの細かさをだすために入れるそうです。 ちなみにセレーノのジェラートには入ってません。 食後ということも考慮して、あっさりとということで秘密の製法で作ってます

 カッルーバはカラットの語源としても有名です。 何でも種子の重さが常に一定らしく、昔は重さを量るのに使われていたらしく、そこから来ているそうです。 5カラットのダイヤというと凄そうですが、5イナゴマメのダイヤというとたいしたことなさそう(笑)

 ジェラートの起源はいろいろあるみたいですが、シーザーの時代にはアルプスから氷を運ばせて、それに甘いワインや蜜なんかをかけて食べてたそうです。 家康も富士の氷穴から氷運ばせてたらしいので、昔は権力者のみに許される贅沢だったのかもしれません。

 アイスクリームみたいなものは、東方見聞録で有名なマルコポーロが、中国で乳を凍らせたものを食べて、ヴェネツィアに広まったという話もあります。

 ま、そんな話はさておき・・・

 セレーノでは、常時4~6種類のジェラートをご用意しております。

 定番は一番人気でもある蜂蜜のジェラート! お子様からお年寄りまで、皆さんに好評です。

 他に現在あるのは、香川産の白桃、イチジク、夕張メロン、ブルーベリーヨーグルトのジェラート、リモンチェッロ、コーヒーのグラニータです。

 フルーツはすべて旬のフレッシュフルーツから作っており、糖度とか見ないで、味見してつくっているので、ソルベットに近いものが多いかも。 

 ほとんどのレストランのジェラートはフルーツのピューレをつかって作ってる所が多いと思います。 フレッシュのフルーツでつくるとお金もかかるし、ぼやけた味になりやすいんで。 セレーノは長崎の青果仕入れ担当者がいるんで(母ですけど)、フレッシュのフルーツを使っています。

 基本は4種類の盛り合わせで、サービスで5種類になることもあります。

 種類を教えずにお出しして、あててもらうこともありますが、全問正解はほとんどありません。

 フルーツピューレとかリキュールとか使わずに淡い、あっさりした味だからかな?

 いままで一番多いのは、ヨーグルトのジェラートをチーズのジェラートと間違われる事です。

 確かに軽い酸味と乳脂肪のこくはよく似ています。

 ここまで書いてきたんでもちろんお判りだと思いますが、セレーノのジェラートは自家製です。 小さなジェラートマシーンで作ってます。 ( 小さいですが、調理場にある道具類で一番高いものです、正直買うの悩んだんですけど )

 レストランとして当たり前なのですが、よくランチにいらっしゃるお客様に聞かれて、“自家製です”とお答えすると妙に感心されてしまうこと多くて・・・ もしかして、売ってるやつだって勘違いしてるお客様もいらっしゃるんじゃないかと思って  ケーキなんかも自家製だというとびっくりされることもあって、なんだか逆にはずかしい感じにこっちがなってしまいます。

 ぜひ、食後にはセレーノのジェラートをお試しください

 

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今日の料理: 香川産 白桃のコンポート 紅茶のジュレ添え

 桃っておいしいですよね。 一番好きな果物かも。 

 この前、うちのソムリエが「桃って幸せな香りがするよね」って言ってましたけど、本当にいい香りです。

 なにもしないでもおいしいんで、そのままお出ししたいところですが、ちょっとだけ一工夫! 余計なことをって声が聞こえてきそう・・・

 イタリアでは暑くなると、アイスピーチティーがポピュラーです。 それをイメージして!

 コンポートといっておりますが、そのままでも食べれる桃なんで、むいてジュニパーベリーの香りをうつしたシロップをかけて、そのまますぐ冷やします。 なるたけフレッシュ感を残して。

 グラスにもって、紅茶のジュレを添えて。 横に桃のソルベットを添えます。

 桃のおいしさを少しでも表現できたかな。

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