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長崎 江迎産 天然猪と黒キャベツのラグー ミートソース 手打ちタヤリンで

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 天然猪やっと入荷しました。 獲れてはいたらしいのですが、なかなかいいものがなかったらしく…

 長崎県江迎産です。 以前ブログにも書いたんですが、僕の出身地 佐世保の近くの自然豊かなところです。 はるばる、ここ板橋区の大山まで旅してきました。

 去年も送っていただいたのですが、三回ほどで終わりました。 ちいさいものや雄、弾で使いにくくなったものが多く、それほど山深いというところではないので入荷量はごくわずかで希少なものです。

 今回届いたのは、脂の乗ったもも肉です。 

271  前回、今年はじめての猪が入荷したのですが、仔猪で脂がまったくなく、仔牛のようなあっさりとした肉質でした。 左がその写真。 肩に弾があたったらしく、前足がついてませんが半身で入荷しました。

 試食してみて、そのあっさりした味に驚いて、悩んで考え付いたのが、3種の部位を3種の調理法でそれもアラミニッツでという荒業! 実際に作るのは思ったより大変で足がつる始末(実話ですweep) それは、さておき。

 肉を掃除して、骨とローストしやすい部分と、筋が多かったり、さばくと小さくなりすぎた部位にわけました。

 骨と筋はソース用にスーゴ(フォン)を仕込みます。

 そして、ロースト用以外の肉の部分は包丁で刻んで、ラグーに。

 群馬倉渕村のまきもの屋さんから届いた黒キャベツとあわせて、トマトを使わないミートソースにします。 トマト入れると食べやすいですが何の肉か特徴が出にくくなってしまうんで。

 じっくりと2時間くらい煮込むとおいしいエキスが肉と野菜から溶け出し、渾然一体となっておいしいラグーの出来上がりです。 あっさりとしてるんですが、その奥にイノシシの脂のかおりと肉の旨みがあふれてきて、われながらなかなかの出来ですhappy02

 このソースにあわせて、タヤリンを打ちました。 卵黄だけの少し細めのピエモンテの手打ちパスタです。 からみやすいので、ソースのあっさりした旨みを残さず食べることが出来ます。

 日本でも古来より山鯨と呼ばれ、冬の貴重な栄養源だった猪肉でスタミナをつけて、寒さ厳しい冬の時期を乗り切ってください。

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今日の料理: 群馬 倉渕村産 ビエトラとビーツ、スイスチャードのアンチョビクリームグラタン

 女性に人気の野菜をつかった温前菜シリーズの一品です。

 まきもの屋さんから毎週届く西洋野菜をくみあわせてみました。

 まきもの屋の方にこのメニューの話をメールでしたところ、この3種は植物としては似ていて兄弟みたいなものと言われ、びっくり。 ビーツの味に合せて組み合わせた料理なのに。

 ビーツは最近お気に入りの素材です。 独特の癖があるんですが、なれると病みつき!

 今回の便には3色のミニビーツが入っていました。 また、新しい料理考えなきゃ!

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足利にて ココ・ファームワイナリー収穫祭 2008

 先週の日曜日はお休みをいただき、皆様にご迷惑をおかけして、誠に申し訳ありませんでした。

 研修ということで、ココファームワイナリーの収穫祭に参加してきました。 ワインの勉強のためで決して飲んで、お祭りを楽しむことが目的ではありませんbleah

 もう何年も前から、千葉の柏のイル・コンチェルトのK君に一緒に行きましょうと誘われてたのですが、なかなかタイミングが合わず、やっと行くことができました。 

 イル・コンチェルトでいつも飲んでいるあのワインがどういうところで作られているのか、ずっと気になってて、「こころみ学園 奇蹟のワイン」という本を読んでからはなおさらでした。 なんといっても、本のプロローグは2007年の収穫祭から始まるんです、これはなんとしても参加しなくては! 不景気なんで、お店休んでいる場合じゃないんですが…

 今回はK君の一家4人と、僕とソムリエ、イル・コンチェルトの常連さんでうちにも来てくださるKさん、セレーノのオープン時、バイトとして手伝ってもらってたKちゃん(今年、見事に希望通りの職種に就職)の8人で参加です。 Kのひとばっかhappy01  しかし、天気は生憎の曇り、雨が今にも降りそうです。

 電車でお約束どおり、駅弁を食べ、足利につきました。 駅に着いたらビックリ! バスに長蛇の列! それも小さいやつじゃなくて、修学旅行に行くときみたいな豪華なバスが何台も次々と出てます。 どんだけ人来るんだろう。

 修学旅行気分で、自然が残る紅葉がキレイな山里をちょっといくとワイナリーに着きました。 案外駅から近いです。 これでバスガイドさんでもいれば完璧なんですがwink

 残念なことにちょっと雨がぱらついてきました。 チケットと交換にワイン一本とグラスをもらって、いざ収穫祭の会場へupwardright

 なんと会場は葡萄畑の中! 葉っぱのほとんど散った葡萄の木の下でみんな飲んでます。 こんな経験、なかなかできるものではありません。

Kc3b0035_2  早く来た人たちがたくさんシートを敷き詰めて、もう飲んでます。 テーブルや椅子を持ち込んでるツワモノの方も。

 なんとか、少し平らな場所を見つけて、レジャーシートを広げて、さあ、乾杯です。

 それにしても、凄い急斜面です。 ここでの農作業はかなり厳しそうです。 上のほうは普通の人だと立ってるのがやっとという感じです。 昔読んだ本に、ドイツもそういう急斜面のワイナリーがあって、ワイン造りも命がけだと読んだことありますがほんとにそんな感じです。

 あちこちで、音楽が奏でられ、遠くの舞台ではフラメンコやってます。 そして、いろいろな食べ物の屋台やお土産なんかも売っててすごいお祭りです。 童心にかえって、あれこれ見物して、買っちゃいました。 かえらずとも、子供という説もありますが。 

 ロゼ、白、赤とみんなで分担して受け取って、あと、濾過してない“とれたて新酒”や九州、沖縄サミットで使われた“グランNOVO”なんかも追加して。

 これだけの人数の人が、一斉にワインをかたむける姿なんてなかなか見れるものじゃないし、自分もその中の一人なんて、お祭りもだんだんヒートアップしていきます。 勝俣君が壇上で乾杯の声をあげてます。 なんか知らないうちにけっこう飲んでるような… 

Kc3b0040  途中でK君親子とワイン畑の頂上まで上ってみました。 下から見ると、すごい高さの急斜面です。 急な坂道を、子供と一緒になって走ったら、ほんのちょっとで息が切れて、年はとりたくないものですcrying

 てっぺんまでつくと大きなワイン型のバルーンがあります。 絶景とはこKc3b0038のこと、 雨も上がって、空気が澄んでいて、辺りの山も紅葉がキレイで、ここで一句詠みたい気分です。 そんな才能の持ち合わせがないのが残念!

 このワイナリーはサミットでも使われるほどの高いレヴェルのワインを産出しているだけでなく、知的ハンディを持つ人々の自立を目指してつくられたという側面も持っています。 母体は知的障害者更生施設「こころみ学園」です。 

 失礼ながら、ハンディのある方がどれだけワイン造りにかかわっているのか半信半疑でいたのですが、実際にお会いして全く吹き飛びました。 そのしっかりした眼差しと、生き生きした顔、引き締まった身体、農夫という言葉が似合いそうな感じです。 地に足が着いている感じというか、言葉にうまくできませんが、これまで見た同じような障害のある方たちと全く違います。 

 こういう方たちの日々の努力の結晶として、ココファームのワインは造られ、僕たちの元に届くのだとそのありがたさをあらためて、身をもって実感する一日でもありました。

 開墾してから50年、収穫祭は25回目だそうです。 そんな前からワイン作っていたとは。

 今度は収穫祭じゃないときに来てゆっくり見てみたいです。 なにせ、すごい人出で…

 でも、収穫祭もまた行きたいな~

 今度は、頂上に上るのはパスします。 走ったせいか、酔いは回っちゃうし、次の日、腿は筋肉痛だしweep

 お休みをいただいて有難うございました。 リフレッシュでき、新たにエネルギーをもらって、これからももっと今以上に頑張ります。

 

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今日の料理: いろいろな旬のお野菜のパデッラ ( オリーブオイル炙り焼き )

 パデッラとはイタリア語でフライパンのことなんで、フライパンで焼くだけです。 分かり易いメニューを心がけているんですが、フライパン焼きでは味気ないし、格好悪いんで。

 ほんのちょっとのオリーブオイルで中火より弱い火で焼くだけなので、家でも出来そうな感じでちょっとお店でお出しするには難しいとこなんですが、手に入りにくい野菜でやれば。

 ちょうど、群馬県倉渕村のまきもの屋さんからキオッジャ種のビーツ(切ると中が赤と白の縞々)、衛青大根(切り口が緑)、黒大根、フィノッキオが届いて、それらを生かす料理を考えたところ、ゆっくり焼いて甘みが出るこの料理がいいんじゃないかと思って。 スカローラ、トレヴィスなどの葉物なんかも、うまく焼いてやると、ちょっと焦げた感じなんかもおいしくなるんで。

 まきもの屋さん以外から、雪化粧という名のカボチャやセレベス、シシリアンルージュというミニトマトなんかを加えて。

 結晶の大きいバリ島のピラミッドソルトとプーリアの有機栽培のEx.ヴァージンオリーブオイルを別皿で添えます。

 お野菜が好きな方、普段足りないと思っている方、是非、ご賞味ください。

 

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新メニュー Cichetti misti (チケッティ ミスティ )

大山セレーノ レヴェルアップ計画第4弾up

 第1弾 大鹿村の鹿、第2弾 佐世保港直送の魚、第3弾 高崎倉渕村 まきもの屋さんの西洋野菜ときて、次は。

 食材かと思いきや、メニューです。

 米松の一枚板のカウンターを売りとしているセレーノでは、ワインバー的な使い方、前菜をつまみながらグラスワインを飲んでいただけるような店をもう一つのコンセプトとして抱いていたんですが、前もブログに書いたんですが見事、思惑がハズレ、どちらかというと、しっかりフルコースで食べて、ワインもという使い方のお客様ばかりでうれしい悲鳴を上げております。

 だんだん、メニューもお客様のご要望に沿ってエスカレートしていき、もっと気楽なスタンスでやろうと言っていたのはどこへやらbearing

 予想とは違いましたが、いい方向に向かって行ってるのは確かで。 だんだん常連のお客様も少しづつですが増え、メニューも日替わりながら、ある程度落ち着いてきました。

 しかし、ここで留まっているようでは発展は望めません。 さらなるレヴェルアップを目指して、いろいろ考えたところ、問題点が…

 それは、お客様にいつも言われることですが「量が多い」ということです。 しかし、今さら減らせないしwobbly

 それに、量が少ない料理とある程度ある料理とでは味付けも多少異なってきます。 少ないものは、味のインパクトや驚きというものが必要で、僕が今つくってるどちらかといえば素材の力を前面に押し出した料理とはまた違います。

 奇をてらわない素朴な味付けが多いので、出来れば一口とかでなく、ある程度の量、食べていただいて、本当のおいしさが味わえるとおもいます。 肉や魚なんかも大きい塊りで焼いたものがおいしいということもありますし。

 ところが、だんだんお一人でいらっしゃる常連のお客様も増えてきたので、この量ではお一人様ではいろいろ食べれませんし、やはり、ワインバー的な使い方をしてくださるお客様を大山でもすこしづつでも発掘していこうという意図もあって、新メニューを。

 Cichetti misti  ( チケッティ ミスティ ) です。 チケッティの盛合わせ。

 チケッティとは、ヴェネツィアバーカロ(居酒屋、立ち飲みも多い)、やバールで出される小さいおつまみのことです。 カウンターに何種類もずらりと並んでる中から選んで、オンブラ( ヴェネツィア方言)と呼ばれるグラスワインと一緒にいただくそうです。 スペインのピンチョスとも似てますね。 ちょっとずつ食べて飲んで、何件もはしごする方もいるらしくdelicious

多分、ある程度お詳しい方なら“前菜盛合わせ”と何が違うのというツッコミが頭に浮かばれたかもしれませんが、先ほどの話とリンクして、わざと名前も変え、料理も普通に出している前菜とは違うものが多いです。 ( 多少、かぶりますが )

 セレーノでは、あまり出していないオーソドックスなイタリア料理やマリネしたものなんか中心です。

 一口づつですが、9種類! ただし、お一人様やつまみとしてということが前提なので、二人できれいに取り分けて食べるというのは難しいかも。

 ぜひ、ワインのお供としてお召し上がりください。

 これで少しでも大山近辺、板橋区のイタリアワインが好きな方が集まってきていただけるような店になるといいのだけれども…

 そういえば、まだお店の場所も決まっていないセレーノの企画段階では、カウンターに寿司ネタケースを置いて、前菜を並べてディスプレイして、その中から選んでいただくというプランもありました。 

 即、ソムリエに却下されましたけどcrying

追伸: 金曜あたりに長崎 佐世保 江迎の天然猪、入荷いたします。 今回はかなりちいさい型で仔猪だそうです。 数量に限りがありますので、是非御予約をよろしくお願い致します。

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