« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

春の長雨

 天気予報によると、今週はずっとはっきりしない天気が続くようでsad

 春の長雨なんですかね~ でも、“菜種梅雨”という言葉もあるくらい3月半ばから4月初めにかけての現象なんではないかと思うんだけど。

 最近は気候がおかしくて、なんて僕が子供のころから言ってるのでもうそろそろ新しく、今の気候に合せて暦や季節も変えていったほうがいいのかも。

 桜なんてもう完全に卒業式の花になっちゃって、僕が小さいときは入学式まで咲いてたような気がするんですが… 桜の季節って始まりの季節って感じなのに、今じゃ別れと始まりとセットになってるような。

 そんな昔話をしても年がばれるだけですが。

 食材の旬もいまいち最近は変動しているようで、もうホタルイカ出てますもんね~ 深海にすんでるらしいので、産卵に湾に上がってくる前にとっちゃうのかな~

 「初物を食うと75日長生きする」と江戸っ子は言って、こぞって初物を求めたらしいですが、現代でも、やっぱり初物が皆さんお好きなようで。

 料理屋が使ってしまうというのもあるし、今じゃ農業や漁業の技術が進んでいるからというのもあるんですが、なんでも本当に早く出てきます。

 鰹ももう出てますし、空豆、山菜なんかは1月から普通にあるし、どうなってるのか、頭がこんがらがってきます。 秋刀魚の初物なんて鯛より高い値段つくんですよ~

 はしりの食材をつかうのも料理屋の妙なんであれなんですが、やっぱり旬を迎えたものが一番おいしいわけで…

 かといって、旬になっちゃう頃にはお客様はだいたいその食材食べ飽きてることが多いのが最近の相場で、なかなか難しいです。

 市場にいって、横目で“あ!もう出てるな”とか確認しながら、手が出そうになるのを懸命にこらえて、まだもう少し待ってからと自分に言いきかせては見るものの3,4回それを繰り返すうちについつい買っちゃうていうのがパターンです。

 最初の話とリンクするのですが、日本の気候自体が変わってきているので、昔どおりの旬とはやはり違うようです。 魚なんかは生息域まで変わってきているみたいですし。

 旬といっても関西と関東で違ったり、取れる場所で違ったりするんで一概にこうとは決めつけられません。

 コハダやイワシなんかは日本全国から取り寄せれば年中使えますし。 流通が発達した現代ではなかなか旬を捉えるのが難しくなってきたのかもしれません。

 そんな話をしながら、なんだかんだ言って、パプリカやズッキーニ、茄子、サラダ用の野菜なんかは年中使ってしまう僕ですが。

 旬のものだけで料理を作るというのはなかなか難しいです。 

 いろんなジレンマと戦いながら今日も頑張っていきます。

 2周年記念フェアー実施中です! 詳しい内容は前回のブログ読んでいただけると幸いです。

 27日の金曜日はまだお席に余裕がありますので、是非オルネライアをお試しにいらしゃって下さい。

 食後酒サービスは今週一杯やっております。 ブログ見たとお声をおかけ下さい。

 心より皆様の御予約お待ちしております。 

ブログランキングなるものに参加してみました。 応援よろしくお願いします。
               
もしよろしければ、ワンクリックお願いします >>>>  にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

今日の料理: 自家製サルシッチャと葉玉ねぎの唐辛子風味スパゲッティ

 セレーノではサルシッチャ〈イタリア風生ソーセージ〉、なんだか人気ないんですよね~

 他の店では結構でてるのに。 ソーセージ作る器械がないので、力作業になってしまうのでなかなか大変なんですが。

 基本はイタリアの肉屋で教わったというシェフに昔教わったやり方です。 おそろしく手が早い人でまさに職人って感じの人でした。

 ドイツやフランスのソーセージとくらべるとイタリアのサルシッチャは肉々しいというか(そんな言葉ない!)、なめらかさとかはなく、本当に肉を食べてるって感じがします。 本来は、前菜とかじゃなくてメインで食べるものだし。

 人気ないんでパスタにしました。

 サルシッチャはパスタにするとき、イタリアだとだいたいつぶすようにして炒めることが多いです。 やっぱりこれもパスタの具というよりは、ダシ的な感覚なんでしょうね。

 蟹や海老、イカ、あさりなんでもそうなんですが、パスタに入れるものはそのものを食べるというより、ダシや風味を出すために入れるんです。 そういうことで、出来上がりはダシ殻みたいなものですから、火が入りすぎてたりしておいしいものではありません。 パスタはあくまで麺を味あう料理なのです。

 葉玉ねぎはイタリアではチポロットと呼ばれる物に似た根元が球状に膨らんでないタイプです。

 辛いパスタとか普段はあまりやらないんですが、まきもの屋さんから唐辛子いただいたので。 辛い中に、甘みや香りもあって、また新しい料理が作れそうです。

 なんかちょっと田舎っぽいパスタですが、辛いの大丈夫でしたら、是非お試し下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2周年記念フェアー実施中!

 来る2月28日でセレーノはオープンしてから2周年となります。

 皆様のご愛顧のおかげで2周年を迎えることができること大変嬉しく思い、ますます気を引き締めてより一層愛されるお店を目指して頑張ります。

 正直いって、2年たった実感は全然ありません。 オープンしたのはまるで昨日のことのようです。 まだまだ、改善したり、新しく変えていこうと思っている点も多く、なんだか毎日ジェットコースターに乗っているようにスリル満点であっというまに過ぎていきます。

 セレーノはまだまだ進化中ということで、暖かく見守ってください。 

 2周年記念ということで特別料理と記念のプレゼントとして食後酒をサービスさせていただいております。 ブログ見たと一声おかけください。

 2周年記念特別メニューは
“黒毛和牛イチボ肉のロースト エストラゴンのサルサ まきもの屋さん直送のトピナンブールのピュレ添え”です。

 珍しくオーソドックスなものをと思われたかもしれませんが、それは食べてみてからのお楽しみです。 200gでサービス価格で2800円になります。 高くていつもは滅多に使えない和牛をどーんと塊りで焼いてみたいcatfaceじゃなくてお客様に塊りで焼いた赤身のお肉のおいしさを味わっていただきたくてこのメニューにしました。

 イチボとは牛の上モモ部分の臀部に近いところのお肉です。 臀部の骨の形がHの形であることから、H‐Bornと呼ばれ、それがなまってイチボと言う様になったそうです。

 運動している部分なので赤身の部分になりますが、柔らかい旨みのある希少部位です。 和牛なんでサシは入ってますが、焼くと赤身の部分にそれが滲み出すように溶け、風味を加え、柔らかさを生み出します。 

 ちょっと手間のかかる焼き方で焼いているので、なかなかおもしろい焼き上がりになってると思います。 ぜひお試し下さい。

 ソースはいろいろ考えたのですが、さっぱりとサルサヴェルデで! フレッシュのエストラゴンを中心に数種の香草とケッパー、粒マスタードなどで作るさっぱりとしたソースです。 イタリアではあまり、粒マスタードを入れるレシピはあまりないのですが、僕の最初に修行したお店のレシピです。

 付け合せというより、肉の旨みを更に引き立てるためにまきもの屋さんトピナンブールのピュレを添えました。 今、一番の僕のお気に入りの野菜で、主張はあまり強くないんですが、不思議な素朴なおいしさがあります。

 ご予約の際に“イチボのロースト”のほうも一緒に御予約下さい。 数量限定なんで。

 記念のプレゼントというかサービスが食後酒というところが、いかにもうちらしいというか、セレーノのセレーノたる所以というわけで。 

292 3年熟成のグラッパ、サンブーカ、アマーロ(NONINO)、自家製リモンチェッロの中から選んでいただいております。

 あまり、食後酒をお飲みにならない方はこれを機会に飲んでいただいて、いつもお飲みになる方はいつも以上に飲んでいただいてhappy02

 イタリアで消化促進の意味を込めて、飲まれる食後酒を是非お試し下さい。

 あまり強くないからというかたや、明日仕事なんでちょっとという方はジェラートに変えさせていただきます。

 オープン記念として、26、27、28日は記念フェアーということで、“オルネライア”をグラス売りいたします。

288

 去年のサシカイアに引き続き、なかなか手が出にくいイタリアの有名銘柄をグラスでお楽しみいただくという企画です。

 なかなかこういうワインはレストランにあっても、自分では頼むことはあまりないのではないかと思います。 同じ金額を出すなら、珍しいレアなワインやヴィンテージの古いものを頼まれることが多いのでは。

 そこでこの企画、ベタに有名な高級ワインをグラスで皆さんで飲んじゃいましょうの会です。 なんか、変な方向に。

 グラスワインはリスクが伴いますので、なかなかこういうワインは開けられません。 お値段も、いつもは1500円ぐらいまでですから、張りますし。

 こういう機会でもなければ、開けられないので年に一回のお楽しみということで。

289_2

 2005年のオルネライアです。 ちょうど20周年ということで記念ボトルです。

 セレーノの2周年とかけてというわけではありませんがwink

 このワインみたいに皆様に愛されて、20年続けていけたらという願いもこもっています。

 それほど入荷しておりませんので、これもご予約の際に是非“オルネライアのグラスを!”とご一緒に予約下さい。

 尚、28日は申し訳ありませんがご予約で満席となっております。 26日はカウンターのみ空いております。 27日はまだお席に余裕がありますので、是非お越し下さい。 御予約お待ちしております。

291

 ついでといってはなんですが、オルネライアのグラッパも採ってみました。

 同じ葡萄から作られるグラッパ、合せてお楽しみ下さい。

 2年間どうにかやってこられたのも、皆様のご愛顧と支えのおかげです。

 本当に有難うございます。 その感謝を込めまして、精一杯頑張って、最高の料理とワイン、おもてなしで皆様をお迎えしたいと思います。

 これからも一層精進に励み、さらなる向上を目指して頑張りますので、これからもセレーノを何卒よろしくお願い致します。

ブログランキングなるものに参加してみました。 応援よろしくお願いします。
               
もしよろしければ、一日一回 ワンクリックお願いします >>>>  にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

池上に参上!

今年に入って、第一回目の食べ歩きブログ

 といっても、書くタイミングを逸してしまっただけで、書こうと思ってたところがあったんですが…( 去年の年末のビストロSさんや、1月の千駄木のカノーバ、上板橋のニカイさんやら ) ま、3軒ともまたいきますんで、そのときにレポートします。

 今回は、はるばる池上へ。 ま、普通の人にとってはたいした距離ではないんでしょうが、方向音痴の僕にとっては旅行に来ているようなもの、ドキドキものです。

 こちらの近くから、うちまで来てくださる常連のお客様もいらっしゃるので、実際に行ってみて、その大変さを身をもって実感しました。 いつも本当に有難うございます。

 さて、JRで五反田まで行き、ここからは池上線、初体験です。

 ちょっとローカル線っぽい感じが、セレーノのある大山を通る東武東上線に似ていてなんだか親近感が沸きます。 なんだか、電車のスピードをも同じくらいゆっくりです。

 池上を降りてすぐ、道がわかりません。 お店までの地図も持ってるのにweep さっそく当てずっぽうで歩いて、目的地のある商店街を見つけました。

 下町っぽい雰囲気のある商店街です。 古いお煎餅屋さんや昔ながらのお寿司屋さんなんかあって風情があります。 でも、なんだかえらく道が広いなって思ったら、あとでマダムにお聞きしたのですが、池上本門寺というお寺の参道になるので広いとのこと。 調べたらかなり大きなお寺で、重要文化財にもなってる五重塔があるらしいいです。 早く来て、見に行きゃよかった。

 さて、目的のレストランは商店街の入り口からちょっと入ったところです。 まだ、出来たばっかりで、ピカピカなので目立つんですぐに分かりました。

 今日のお店は“ビストロ Vert e Blanc”さんです。 白と緑、なんか清々しい感じの名前です。 (語学苦手な僕ですが、料理に使う用語ぐらいは少し分かります)

 さてここで、まだオープンして間もない、雑誌などメディアの露出もないお店に来たのかといいますと。

 じつは、セレーノもお取引させていただいてる群馬の西洋野菜専門の農家、まきもの屋さん、つながりです。 ひょんなことから、お野菜の配達日がこちらと同じ曜日というのを知りまして、がぜん好奇心が。

 そのうえ、お店をネットで検索してみるとオープン準備ブログなるものがあって、読ませていただいてると、僕らの行ったワインの試飲会の記事が。 そのうえ、ボカシはかかっているのですがうちのソムリエが親しくさせていただいてるそのワインの輸入業者の方の写真がありました。 先日、その方がご来店くださったときにその話をするとシェフとマダムとも仲いいんで今度紹介しますねとのこと。

 これは運命ですflair 行くしかありません。 一人で偵察がてら、潜入です。

 ブログを拝見しているときから思っていたのですが、可愛いお店です。 いろいろ小物やら可愛い絵なんかも飾ってあって、キャビネットなんかもあって、センスいい感じです。

 実は顔に似合わず可愛い小物、好きなんですが、うちはソムリエの許可がないと… 勝手に置くとすぐさま撤去されます。

 イメージカラーの白と緑、それに木製品の感じでヨーロッパの街角の店って感じです。

 控えめな感じのマダムと実直な感じのシェフが笑顔で迎えてくださいます。

 メニューを渡されてとりあえずグラスの白とボトルでブルゴーニュの赤を。 フランスワインは詳しくないんで、とりあえず手が出ればブルゴーニュを。

 お料理は、量がわからなかったので、前菜の盛合わせとバヴェットステーキのレフォールソースを。

 結局、過食の王様を目指している僕はぜんぜん足りず、カブのスープと仔羊のトマト煮込み、そのうえチーズ、デザートにカボチャのプリン! ま、毎度のことながらほぼ二人前。

 メニューは、オーソドックスでシンプルな感じです。 洗練されたお料理なんでビストロというよりはレストランです。 しかし、安いです。 これが、池上価格か? ワインもお手ごろですし。 うちも負けてられません。 

 カブのスープ、しっかりとしたおいしさです。 付けあわせなんかもまきもの屋さんの野菜が随所に使われていて花を添えています。 お話をシェフにお聞きしたら、お店をやる前にまきもの屋さんの畑に直接うかがわれたそうです。 うらやましい限りです。 僕も何とか時間を作って行きたいのですが、貧乏暇なしというわけでなかなか。

 基本のしっかりとした正統派の料理という感じです。 10年間ホテルにいらっしゃったと聞けばうなずけます。 コントロールのいい直球主体のピッチャーという感じでしょうか。

 ほとんどすべてのボールがナックルの僕とはスタイルが違う感じです。

 控えめな感じのマダムのサービスやお店の雰囲気とあいまって、暖かい感じのお店です。

 こういう下町っぽいところにこういうお店っていいですよね~ ご近所の方が、ちょっと、今日の夜はあそこ行く?みたいな感じで集まっていらっしゃるのが目に浮かぶようです。

 なんかちょっとホンワカした気分で家路に着きました。 珍しく迷わずにcatface

 今度は五重塔見てから行きたいです。

ブログランキングなるものに参加してみました。 応援よろしくお願いします。
               
もしよろしければ、一日一回 ワンクリックお願いします >>>>  にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

今日の素材: おじさん (オキナヒメジ)

284

 面白い名前でしょ。 ヒメジの仲間でひげが目立つからおじさん! オキナも翁からきていてひげからつけられてます。

 ヒメジといえば日本ではあまりなじみがない魚ですが、ヨーロッパではよく 食べられる魚でフランスではルージェ、イタリアではトゥリーリアといいます。

285レストランでもよく使われる高級魚です。 地方によってはバルボーニとも呼ばれ、そのまんまヒゲという呼び名です。

 見た目は色が派手でおいしそうではありませんが、引き締まった身質の上品な白身で、皮を焼くと海老みたいな香ばしい香りがして、おいしいです。

 たまにしか、市場でみかけませんので、次の登場はいつになるか? もっと珍しい仲間におばさんというのもいるらしいです。 今度見つけたら買ってみます。               

| | コメント (0) | トラックバック (0)

セレーノのランチ

 セレーノのランチについては、ここまでブログでふれたことがありませんでした。

 平日は900円で前菜+パスタ+コーヒーのランチセットのみやっております。

 前回の話と矛盾するようなbearing

 なぜ、このスタイルなのかというと、セレーノのある遊座大山商店街のほうは、病院やお役所関係、会社に勤めてらっしゃるビジネスマンのかたがお昼は多いんです。

 短い休憩時間のなか来ていただいてるわけですから、なるべくはやくお出ししなければなりません。 

 セレーノはコック一人でやっておりますので、必然的にこのスタイルになりました。 それでも、遅くてご迷惑おかけすることがありますが。

 パスタはふだんディナーではあまりやらないオーソドックスなものを中心に2種類からお選びいただき、前菜はその日の日替わりの前菜とクロスティーニ(のせるものは日替わりで)になります。

 本当は、しっかり3皿だして、ゆっくり食事していただくのが理想なんですが、なかなか現実は厳しいです。

  とはいえ、以前ここにあった喫茶店と同じ豆で入れてるコーヒーがつくのでかなりお得なんです。 前はブレンド一杯600円だったので、料理は300円?、そう考えるとお得でしょhappy02
(実際は量も少なく、一杯一杯入れてるのではないんで違いはあるのですが)

 なんとか、いつも来てくださる常連のお客様もいらっしゃるようになって、天候には左右されますが、平日のランチはある程度安定してきました。

 しかし、問題なのが土曜日、祝日のランチです。 最初の頃やっていた日曜のランチを途中でやめた影響やお店の都合で土日を振り替えたりしてたことが原因かもしれないんですが、いまいち安定しません。 

 デザートのついた1200円のパスタランチと2200円のコースと御用意しているのですが、一度に入るとおいつかないし、1200円のほうが出るんで、2200円の用意はほとんどしてないんで時間がかかりすぎるし・・・

 そこで、2周年を迎え、定休日も日曜日に変えたこの機に2200円のコース一本に絞ることにしました。

 一つに絞ることで、内容をグレードアップさせ、ゆっくりとお食事を楽しんでいただけるようなランチにしたいと思います。 ディナーと同じ素材でお値打ちなコースを考えています。

  グラスワインもディナーの営業と同じく、6種類程度揃えておりますので、お楽しみいただけます。 お昼から飲むのは気がとがめるような気がしますが一度やってみると止められませんからお試しください。 次の日に残らないという利点もありますし。 

 変更することで、ご迷惑おかけしますが何卒ご了承下さい。

 2月11日の祭日から始めます。 是非、皆様のお越しをお待ちしております。 なお、魚料理は限定とさせていただきますので、御予約お願い致します。

 平日のランチは今までどおり900円でやらせていただきます。 平日のほうは申し訳ありませんがご予約はお受けしておりません。 

 これからも、セレーノは徐々に進化を続けます。 お楽しみに!

ブログランキングなるものに参加してみました。 応援よろしくお願いします。
               
もしよろしければ、一日一回 ワンクリックお願いします >>>>  にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

今日の料理: 一匹丸ごと! 長崎 五島産 あらかぶのリヴォルノ風

 あらかぶというのは僕の田舎のほうの言い方で、カサゴのことです。

 メニュー名が方言というのは問題のような気もしますが、キンキだって北海道方言ですし、イタリアも地方ごとに魚の名前変わるんで。

 うちの田舎のほうでは、あらかぶは味噌汁が定番です。 和食の料理屋さんにいくと大抵あると思います。 一匹丸ごと煮て、味噌汁にするというけっこう豪快な料理です。 庶民的な料理のはずなんですが、東京はカサゴけっこう高いので高級になってしまいます。

 味噌汁から発想して、味噌のかわりに、トマトをつかってリヴォルノ風というわけです。

 でも、カサゴはイタリアでも良く使いますし、フランスではブイヤベースに絶対欠かせない魚としてポピュラーです。

 リヴォルノはリグーリア海に面したトスカーナの港町で、リヴォルノ風とは、香味野菜とトマトで、揚げたり、焼いたりした魚を煮込む漁師料理の事を指します。

 丸ごとのあらかぶからでるダシや香りがトマトソースに移り、なんともいえないおいしさです。 

 頭がでかくて、食べるところが少ないのが難点! しかし、だからこそ、あんな良いダシがでるのかも。

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

セコンドのあとにプリモ

 またまたお詫びから、2周年の準備やら、野菜のレシピ作りなんかでばたばたしてまったく更新できてませんでした。 申し訳ありません。 すこし落ち着いたのでブログも頑張ります。(年末にいったビストロSさんやニカイさんの話とか、年明けのカノーバの話や、食材の話なんか書くこといろいろあったんですけど…)

 そのうえ、今日のネタは“まきもの屋”さんのブログのパクリwink、いいえアンサーです。

 いつも、ちょっと難しい話も挟みながら、ウィットにとんだシニカルなブログですごい勉強させてもらっています。

 そのなかでちょうどイタリア料理の話題があったので。

 “セコンドのあとにプリモ” 確かに最近売りにしている店が増えていますね。 昔から日本のイタリア料理ではよくおこなわれていることなんですが、ミシュランにものった某有名料理店がコースとして明記してから、急速に増えたような気がします。

 答えから言うとそんな食べ方はイタリアではほとんどしません。(イタリアでの修行経験のない僕がいうのはどうかと思いますが) 

 ま、何事も例外はあると思いますが。 でも、フルコース食べて、〆にパスタなんてイタリア人もびっくりすると思います。 普通に考えたらどんだけ食べんのって言う感じですよね。 パスタで終わってメインなしというよりいい気がしますが。

 日本でよく見られるパスタだけで終わる食事をすることは、レストラン(トラットリアでもリストランテでも)ではありません。 小食の人や調子が悪い人は量を減らしたり、セコンド(メインディッシュ)をチーズや野菜料理に変えたりして、きちんと食べます。

 もちろん、スパゲッテリアや学生食堂なんかはパスタだけという場合もあるみたいですが。

 セコンドの前にパスタというのは、もともとパスタはスープの発展したものという歴史的な流れもあるのかもしれません。 スープの浮き身がだんだん進化していったという説もあるので。

 それでは、日本ではなぜ、セコンドの後にプリモという食べ方がはやっているのか?

 一つ目は日本では炭水化物を一緒くたにして主食として捉えることが多いのが原因だと思います。(主食という言い方は適当ではないというか、範囲が広い気がしますが)

 蕎麦やうどん、ラーメンはそれ一品で主食として考えられているので同じ麺類に分類されがちなパスタも主食として扱われてるのでしょう。(実際、wikiにも主食として出てますし)

 懐石料理の流れをみていただくとわかるのですが、主食であるご飯は最後に供されます。 これはお客様お酒でもてなすことを前提に流れが組まれているので、いろいろな流儀はあるのでしょうが最後にご飯という流れは変わりません。

 そこから来ているか定かではないですが、お酒を飲む場合、最後に主食を持ってくるというのがわれわれ日本人には習慣化しています。 その流れで最後に炭水化物を持ってくるとおさまりがいいのではないのかと思われます。

 ただ、ここで間違っている点が一つあります。 ご飯に相対する主食はイタリアではパンということです。 

 まきもの屋さんもセコンドと一緒にパンを食べないのかとおっしゃってますが、結論から言えば、あまり浸透していません。
 ヨーロッパ系のお客様やそこで暮らした経験のある日本人のお客様はやっぱりパンの食べる量が違います。 (実はそういうお客様がご来店なさるとまずパンの量足りるかなと心配してしまいます。)

 セコンドの後にプリモというのは量の調節というのもあるのですが、ヨーロッパ系のお客様はパンの食べる量で調節しているような気がします。 日本でもご飯の量で調節するように。

 パン好きのお客様以外、それほど食べませんし、たぶん主食として見てはいないと思います。 どちらかというと、口直しや料理が来ないときにつまむものという感じです。

 二つ目は、料理店の都合ということです。そんなもの押し付けるなという声が聞こえますが。

 まきもの屋さんが書かれてる通り、誰でも完食できるような量にしておいてという点は大体あってると思います。

 何故そうなるのか?

 一つは量の調整は難しいということです。 お客様のペースを見ながら量を調整するのはかなり高度な技です。 プロだからあたりまえと言われれば、それまでですが、はじめてのお客様の食べ方をみて調節することのできる給仕のかたはどのくらいいるのか疑問です。 高級店でも給仕人の人材の確保は常に問題ですから。

 そのうえ、流行っているこういうお店にいらっしゃる方というのはあまり食べないのが相場です。 たまに、何しに来てるのかわからないぐらい食べないお客様もいらっしゃいます。

 それに、値段の決まっているコースの中で量を増減させて、すべてのお客様に納得いただけるかという問題もあります。 値段も増減させられればいいのでしょうがそうもいきませんし。

 二つ目は先ほど書いていたことと似てくるのかもしれませんが、パスタに対する主食という意識からでしょうか、パスタで食事が一段落ついちゃうかたが多いように見受けられます。 よく、イタリアンレストランで食事をなさる方は別でしょうが、たまにしか行かない方はパスタをしっかり食べてメインを残すという方が多いように思います。 パスタの量を減らせばいいのですが、パスタを楽しみにいらっしゃるかたが普通は多いので。

 イタリアンレストランではパスタは売りのひとつでもありますが、常に問題をひきおこす物でもあります。 いっそのことパスタやめちゃおうかって思うときもsad

最後に量をお客様にお聞きしてシンプルなパスタを提供するというのは、お客様の満足感もあるし、レストラン側もやりやすいなかなかよくできた方式ではあります。 もちろん原価の面でも、メインの肉や魚の量を増やすよりシンプルなパスタのほうが懐は痛みませんcatface

 あくまで、日本式というのを意識してるまではいいんですが、あんまり流行るとそれがあたりまえになってくのが最近の日本の傾向なんでちょっと怖いかも。(パンにオリーブオイルみたいに! セレーノではお出ししてないんで、たまにサービス悪いななんて思われてるような感じがします

 かくいうセレーノでは、基本的にコースはやってませんので、お客様まかせです。 注文なさる時にアドヴァイスしてますが。 トラットリアということでボリュームはあります、多すぎるという方も多いですが、少なくてケチと思われるよりいいでしょ(笑)

 一応あるコースでは、パスタの種類(乾麺or生麺)と量は選んでいただいてます。

 一番難しいのはパーティです。 お客様の利用目的がはっきりしてるといいんですが、なかなか蓋を開けてみないと分からないのが実情です。 特にパーティのときはしっかりパスタ食べるお客様がおおいので、メイン食べきれない方も。

 ワインを飲むのがメインのパーティのときは邪道ですがとお断りして、パスタ最後に来るコースを作ったりしてます。 そちらのほうが流れがスムーズだし、最後にパスタだとお客様も量の調節がしやすいみたいなんで。

 トラットリアという看板ですが、伝統的な正統なイタリア料理を掲げているわけではないのでご了承下さい。

 お客様に一皿の料理を取り分けていただくという時点で正統ではありません。

 セレーノはイタリア料理やワインにこだわりながらもお客様が使いやすい店を目指して、やっております。

 前菜、パスタ、メインとフルコースで食べていただかなくても結構ですし、前菜とワインだけというワインバー的な使い方も大歓迎!、お一人でワインをという方のためにカウンターもありますし、一口前菜の盛合わせ(Cichetti misti)のご用意もございます。

 是非、お客様一人ひとり、いろいろなセレーノの楽しみ方を見つけてください。
 (できれば、パスタだけっていうのは止めていただきたいんですが)

 

 

ブログランキングなるものに参加してみました。 応援よろしくお願いします。
               
もしよろしければ、一日一回 ワンクリックお願いします >>>>  にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

 

 

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »