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倉渕に参上! まきもの屋さんへ

 今回は食べ歩きじゃないです。 19日の日曜日、出張してきました。

 ブログ読んでくださってる方はすでにご存知だとおもいますが、群馬県高崎市倉渕町まきもの屋さんといえば、セレーノにお野菜を直送していただいている生産者の方です。

 なかなか生産の現場を訪れるのはたった一人で厨房を切り回しているうちのような店ではなかなか難しいのですが、お誘いいただいたこともあり、ちょうどタイミングよく店も暇cryingだったので…(皆様よろしくお願い致します)

 群馬というとけっこう遠い気がしていたのですが、一番畑に近い駅が新幹線の安中榛名ということで検索してみると大宮から30分ちょっと、え、大山から大宮まで30分はかかるよ~ 

 なかなか文明の発達についていけない僕でした。 それだけじゃない気がしますが。

 当日は日頃の行いの良さかbleah晴れ、小春日和です。

 とりあえず大宮で新幹線に乗るために駅弁を買い込んで。 汽車の旅と言えば駅弁ですよね。 30分しか乗らないのに。

 安中榛名到着。 すごい近代的な立派な駅です。 ローカル線の駅みたいなのを想像してたんですが、よく考えたらそんなとこ新幹線が止まるわけないし。

 駅にわざわざまきもの屋さん自身が(ちなみにまきもの屋さんというのは屋号ですのであしからず)迎えに来てくださっているはずなんですが。

 迎えに来てそうな方は一人だけ、想像してた感じと違います。 電話で何度かお話したり実際にお会いした方からの話からかってに“学者さん”という感じを想像してたんですが、学者は学者といってもフィールドワークが得意な探険家という感じです。 失礼です。

 たどたどしくご挨拶をして、さっそく畑へ (どうも僕はコックコート着てないとダメ人間で)

 軽トラに乗せていただいて、ほとんど他の車のいない道を疾走していきます。 けっこう細い道をどんどん上へ登っていってつきました。

 小高い岡のてっぺんが開けた場所みたいな感じで、面白い場所にあります。 けっこう山の中なのでこれが普通なのか? ココ以外に2~3箇所、他にも畑をやってらっしゃるそうです。

345  空気が気持ちいいです。 久しぶりに体の芯から呼吸しているような感じです。 ホトトギスに混じって、かわいい鳥の声が、なんだろう。

 あ、いけない! すっかり観光気分です。 今日は勉強でした。

 畑を見せていただきながら、いろいろな野菜の説明や育て方なんかを聞かせていただいて、一巡り。

344  サイトでいつも畑の状況や野菜の生育具合など拝見させていただいてるのですが、実際にみると違いますね。

 理路整然とした畑です。 農業とは本来そういうものなのか、まきもの屋さんの性格なのか。 計画に沿って作付けされて、次の出荷を待つ野菜たちが元気に育ってます。

 チーマ ディ ラーパ、マルチカラードチャード、チポロット、ミニポワロー、いろいろカラフルなサラダ菜の仲間、空豆etc.

カラフルなものもあり、チーマ ディ ラーパが花の咲いているやつも少しあって野菜畑というよりお花畑みたいです。

 少し作業しますから、適当にその辺見ててくださいといわれ、散策してるとすごい音が!

 でっかいトラクターが! なんかアメリカの映画のシーンみたい。 後で聞いたらイギリス製だそうです。 ものすごい大きいエンジン積んでます。

 トラクターといえば、「あれがおとこの赤いトラクター~」というあのCMを歌いたくなるのは、僕だけかしら? (年がばれちゃいますね)

346 勝手にあちこち入り込んでいると、蛙が! それもアマガエル!  保護色でちょっと灰色っぽくなってますが。

 そういえば、サイトにも昔出てたような。 害虫を食べてくれるいいやつみたいな。 畑が健康な証拠です。

347  チーマ ディ ラーパの花にキレイな虫が、とおもったらカラフルなカメムシです。 こちらは害虫なのかな。 ま、おいしい野菜は虫も好きということで。

 このへんは、猪に加えて、ウサギも出るそうで(残念ながら鹿はいないみたい、キジもいるそうです)、うさぎにもいろいろ野菜の好みがあるらしく、ねらって食べるそうです。 

 今度獲って送ってくださいといっておきました。 あ、一応冗談です。 畑でキャンプしてウサギ獲ってもいいですかといったのは半分本気でしたがhappy02

 あ、蛙とかばっかじゃなくちゃんと野菜みていましたよ。 ちょっとあたらしい料理の展開で行き詰ってて、それを打破するためにここに来させていただいたというのもあったんで。

 新年のご挨拶にも書いたんですが、健康と料理の関係を勉強しなおして、これからのメニューにいかしていこうと思ったんですが、役にはたったんですがなんだか違う気がして。

 もちろんそういう知識は基礎としてあったほうがいいんで、勉強したこと自体は役立ったと思うんですが、いざ料理に直結させようとすると、セレーノにいらっしゃるお客様はそういうものを食べに来るんじゃないなと思い当たりまして。

 おいしい料理とワインを求めていらっしゃるわけで、健康になりたくていらっしゃるわけではなく、それだと粗食にしたほうがいいわけだし、コンセプトとしてやっているお店に比べると中途半端なことは否めないし、企画だおれです。

 セレーノも3年目ということでいろいろ料理の方向性に新しい展開が欲しいなと思ってたところなんでここに来てよかったです。

 うまく文章にしたりできないのですが、倉渕のすがすがしい空気を吸って、実際にまきもの屋さんの畑でいろいろなものを見て感じて、自然を体感したことでひらめいたことがあって、まだまだ形になるのは先かもしれないですが、徐々に進めていこうと思っています。

 また、話があらぬほうへ。

 料理のこと考えて夢遊病者のようにフラフラしていると、まきもの屋さんから呼ばれて、作業をお手伝いすることに。

 セルトレイという小さい穴が空いているパレットみたいなものに植えてある苗を畑に植え替えることに。

 根っからの不器用な僕にはなかなか難しい作業! なんでコックなんかやってるのという声が聞こえそうですが。

 片手にトーションをかけるようにトレイを持って、(やわらかいプラスチック製なんでグニャリと曲がりますがしっかり入ってるのでこぼれません)畝の穴が空いている所に植えていくんですが、これがなかなか。

 狭い調理場で運動不足の僕にはほんのちょっとやっただけでモモの裏のほうが筋肉痛でした。

 一緒にやっていたまきもの屋さんは僕の倍以上のスピードでさらりとこなされています。

  やっぱ、プロは違う。

 すぐにギブアップして、休憩。

 まきもの屋さんの奥様がカボチャのケーキを焼いて下さってって、それを食べながらお茶をいただきました。 ご馳走様でした。 たくさんカボチャがはいっている生地でおいしかったです。

 いろいろといろんな野菜の話や最近の料理の話、フランスのお話なんかもいろいろ聞けてたのしかったです。

 こちらからも個々のお野菜に対するお客様の反応とか、セレーノでの提供の仕方とかいろいろお話して。

 有意義な一日でした。 新しいアイデアも浮かんだし、いろいろ勉強になったし。

 まきもの屋さん、お世話になりました。 どうにもグダグダな僕の話を根気強く聞いてくださってありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。

 かなりリフレッシュさせていただきました 身も心も新しくなって明日から頑張ります。

追記: 新しくなったはずが、ま、根底は変わらずということで、安中榛名の駅で駅弁を

348 有名な峠の釜めしです。 地図見たら横川近くです。

 ということは、この近く中山道を歩いてたときに通ったことある。

 軽井沢の碓氷峠も歩いて超えたし。 近くまで来たことあったんだ。

 あと、相変わらず僕は写真ダメなんでお野菜に興味をもたれた方は、まきもの屋さんのサイトのほう見てください。 いろいろな野菜の生育状況や畑なんかが随時アップされてます。

 

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ブログをふりかえって 21~40回まで

 本当はこのシリーズ100回のときに立て続けに書いてやろう!と思ってたのですが、あえなく挫折down どうしようかと思ったんですが、最近、見始めた方に向けてというのと新しいお店の方向性をさぐる上で自分のためにもという感じで。

 この辺は2007年の11月から1周年の2008年の2月までです。

 まとめて見ると食材の話がけっこう多いです。

 実はご存知の方も結構いらっしゃるかもしれないのですが、セレーノはレストランというよりワインバー的なノリのトラットリアという感じで考えてオープンしたので、あくまでワインありきの料理ということでどちらかといえばなるべく料理の値段があがらないように、オーソドックスな食材でシンプルにというコンセプトだったのですが。

 ところが、実際オープンしてから来ていただくお客様は食通のかたも多く、だんだんお客様の意向に合せる形で料理や食材のほうもレヴェルアップさせてきました。

 読み間違い? 嬉しい誤算?

 ワインバー的な感覚でつかうお客様は少数派でレストラン的な感覚で料理とワインを楽しむお客様が多くて、料理人の僕としてはうれしいといえば嬉しいのですが、三年目に突入した今もまだまだバタバタしております。

 江迎の猪、あんこう、秋田の生ハム大鹿村の鹿とどんどんエスカレートして今では野菜まで… 

 まあ、大山は東京とはいえいろいろなレストラン専門の業者さんの配達区域外ということで
産直ということになってしまうんですが。

 毎回、いろいろな食材が届けられるたびに喜びも大きいんですが、苦悩の日々も始まるわけですが、今年は2回目のものも多く、すんなりいったんじゃないかと。

 また、5月中盤には新しい食材が届きます。 こうご期待!

 手打ちパスタの話も。 忘れてたシリーズ化する予定がパート4で止まってますね。 復活させます。 巷には20種類の手打ちパスタがある店があるそうです。 セレーノは3種ですが。 最初はレストランなんだから手打ちでってけっこう気張ってやってたんですが、最近は乾麺を食べたいお客様もいるからということでちょっと肩肘はらなくなりました。 手打ちお薦めですがhappy01

マスターKと小名浜に行ったりしてますね。 次は千葉なんていってるのですがなかなか約束は果たせず。

 “イタリア料理とは”なんて項目もありますが、一年目はいろいろな種のお客様がいらっしゃって、こちらのスタンスがわかってもらえるように書いたやつです。 今は目新しくていらっしゃるお客様はいらっしゃらないので、大丈夫かなと。 でも、大山にもこんな店があると皆様に知っていただきたいジレンマもあるし、なかなか難しいです。

 オープンして最初のクリスマス、コースメニューということでかなり意気込んで、いろいろイタリアの伝統的なクリスマス料理を調べて、やってみたのですが、頑張りすぎて、企画してたメニューの文章が間に合わず、ソムリエにお願いしたなんてこともありました。 

 でも、自分的には納得のいく仕事になったと思います。 しかし、やりすぎて2年目はもっと大変に… 去年もいらっしゃったお客様多かったもので。 うーん、今年も頑張ります。

 そして一周年ですね。 皆さんにお祝いしていただいて本当にセレーノをやってよかったと思った記憶があります。

 サシカイアは思い起こせば、恐る恐るの企画でした。 

 本当にそのグラスの値段で飲んでくださるお客様がいるのか心配でしたが、余ったら自分達で責任とって飲んでやる(間違った責任のとり方)と意気込んで企画したんですが、みごと完売、自分が飲む分なくなるとこでしたhappy02

 今年はオルネライア、来年は? 普段お金を出して飲まないベタな高級イタリアワインシリーズ。 皆さんも予想してください。

 一周年の次にトラウマになりそうなオープン初日の話が。 一年経って浮かれないよう自戒を込めて書きました。

 初心を忘れず、全力投球でこれからも頑張ります。

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今日の料理: 佐世保港直送! サザエとその肝、ミニチャードのアンチョビクリーム風味

鯛と一緒にサザエも送ってもらってます。 けっこう立派なやつなんで刺身やつぼ焼きでも。

あ! うちはイタリアンレストランでした。

いつもはエスカルゴ風の料理にすることが多いんですが、今回はちょっとダイナミックにというかまきもの屋さんのミニチャードが主役です。

ミニチャードはビエトラの仲間なんで独特のクセがあるんですが、それにあわせて、サザエの肝の苦味で相乗効果をねらってます。 アンチョビは旨みとして、ダシですね。

クリームはセレーノでは、あんまり多用しないのですが、アンチョビ、肝とクセがあるのでそれを和らげるために少しだけ。

ミニチャード、充分下茹でしてあるのでカサへってますが、けっこう入ります。 メインですから。

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新宿参上! 新生 煮炊きや 楽太朗へ

 もう一ヶ月ほど前の話ですが、さかのぼって…

 3月と言えば、僕の生誕祭なわけですが、ま、仕事なんで、たまたまいらっしゃってたセレーノの鉄人様と乾杯していただいたわけですがcatface

 去年も祝っていただいたS夫妻からまた今年もというお話で、昨年はマスターK楽太朗さんでやったわけですが、新しくなってなかなか機会をはずしてて、最初に生ハム切りに行ったぐらいでそのあとお客としてうかがってなかったので、今年も楽太朗ではということで。

 やってまいりました新宿! なんか久しぶりくると人の圧力に圧倒される感じですね~

 基本田舎もんなんで。

 改装しておしゃれになりすぎて入りにくくなった入り口を発見!

 降りていくと、もうお客様で満杯です! マスターもうかってまんなlovely

 セレーノにもおいでいただいてる料理長のAさんがお店のカウンターの真ん中にたってらっしゃいます。

 いつもの私服のときと違って、落ち着いた威厳のアル感じです。 にじみでる柔らかなやさしい感じは一緒ですけど。

 コースで頼んでたのでとりあえず、ビールで乾杯! お通しがでてまいりました。

 何じゃこりゃup 最初っから先制パンチ! 初鰹と殻つき生トリ貝のお刺身です。

 殻つきトリ貝、セレーノでも一度やったんですが出し方が難しく、結局ほとんどはお客様にサービスで出しましたweep

 最初にお造りとはおもしろいですが、ありかも。

 今回、コンセプトは煮炊きやということで、新しいスタイルのおでんならぬ煮炊きものを中心にすえたお店ということです。

 マスターKの話しを聞かせていただいてたときは、相変わらず壮大な話すぎて、あんまり理解できなかったのですが、目の前に展開されるいままでのスタイルと違うコースの流れに目を奪われました。

 上品なお出汁で新鮮なお魚のつみれやレアーな鶏のつみれ、さっと煮たお野菜や、手の込んだ椀だねと、おでんと一線を画すお料理が次々と出てきて、前の楽太朗の人気メニューの宮崎地鶏モモ肉のたたき、地鶏白レバーの瞬間燻製、茄子ソーメンと嬉しい限りの構成。

 最後に締めとしてお寿司、それも一ひねりして手綱寿司も盛り合わせてあり、最後の締めまでサプライズが。

 いやー、おいしかったです。 なかなか煮炊き物って食べる機会、そんなにないですから。

 お店の雰囲気もけっこう派手な感じを前回伺った時は感じたのですが、こうやってお客様が入って、客席のほうから見ると落ち着いた感じで、よほど空間の取り方がうまいのか、実際より広く感じます。 マスターKの人脈でいいデザイナーさんがはいったとのこと、さすがです。

 前の楽太朗とはかなり雰囲気が違います。 心なしかお客様の層も。

 カウンターの真ん中にいらっしゃる料理長のAさんを中心として、やさしいおだやかな雰囲気が感じられます。 それがお店の空気となっていい感じです。

 いろいろ勉強させていただきました。 また、機会をみて伺います。 新宿の人ごみに負けないようにbearing

S夫妻さま、どうもありがとうございます。 こんなしがない僕の誕生日を一緒に祝っていただいて、また来年も、楽太朗で!





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今日の料理: チーマ ディ ラーパとサルデーニャ産 カラスミの手打ちタリエリーニ

てっきり春の野菜と思ってたチーマ ディ ラーパは本当は秋から冬にかけての冬野菜とのこと。

そういえば昔読んだ本に書いてあった! じゃあ、結構有名なあの本とあの本は間違いだ~

ちゃんと確認しないと。

まきもの屋さんから送られてくるこれは独特の味。 菜の花とぜんぜん違うんで。 いままで使ってたブロコレッティとかとも違うし、是非食べてみてください。

オレキエッテが定番なんですが、長く茹でて穂先が煮とけるくらいがこれおいしいんでやってみると、少し細めのロングパスタにからまる感じがすごいおいしいです。

ということで、タリエリーニで、少し細めのタリアッテレ(解釈はいろいろありますが)

カラスミは塩味とアクセントと旨みの補助の役割。 チーマ ディ ラーパだけでもおいしいんですがちょっと変化をつけて。 このサルデーニャ産はカラスミとして考えるとイマイチなんですが、香りも味もやさしい分、いろいろ用途が広いです。 

これならチーマ ディ ラーパの香りがなくなってしまうことはありません。

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佐世保港 直送! 天然桜鯛のフェアー実施中

 ご無沙汰しております。 20日以上ぶりの大山Serenoのcuocoです。

 更新が滞ってたら、お客様に“2周年で燃え尽きたんじゃ”と言われましたbearing

 言い訳になってしまうのですが、何かと忙しく(お店は暇なんですがweep)、というか、春のメニューを考えたり、これからの料理の方向性なんかを考えてるうちに更新できず… ま、なにを言っても言い訳なんで、これからの更新で取り返します。

 燃え尽きたんじゃなく、不死鳥のようにまた燃え上がっておりますimpact

 春と言えば、桜。 桜といえばセレーノでは桜鯛です。 花より団子というわけで。

336

 去年も好評だった佐世保港直送!桜鯛の春の特別フェアーをやっています。

 僕の地元の佐世保から直送で旬を迎えた天然鯛を是非、味わってください。

 刺身でしたら、たぶん1~2月の少し寒い時期が身がしまってていいような気がしますが、産卵期に向けて餌をたくさん食べている春の鯛は焼き物にすると香りが立っておいしいです。

 昨年はカルトッチョでお客様に召し上がっていただき、好評をいただきました。

 また今年もといきたいとこですが、去年も一緒というのは僕のポリシーに反しますので。

 今年は“桜鯛と焼きリゾットのスープ仕立て”でいきます。

 早速、食べていただいたお客様からはいろいろな感想が。

 おいしい、あっさりしてる、日本人にしか解らない世界、ワインが難しい、けっこうボリュームあるのにペロリといけた、これってイタリア料理、これって鯛茶漬け?などなどhappy02

 お客様にもお話したのですが、鯛茶漬けからの発想ではありません。 いつのまにか似たようになっただけで… 自然発生的なもので猿が芋を洗う話と似てますが。

 鯛をおろすと頭の部分がもったいないんですよ。 カブト焼きみたいに焼いたり、蒸したりして出すやり方もあるんですが、ナイフとフォークじゃ食べにくいし。 鮮度落ちも早いし。

 そこで、だしをとって、さてどうすると考えたとき、鯛のだしって魚の中じゃ1,2を争うおいしさだと思うんですが、ソースにしたりすると良さ、特に香りが消えちゃうんですよね。

 そのまま飲んでいただくのがいいかな。 身のほうも一緒に食べていただいて、メインにするならスープとして下にはるのがいいかな… 魚自体は蒸したり、煮たりしてもいいけど、やっぱりコントラスト付けて焼きかな。

 ここまで考えると、結構ありがちなインパクトにかける料理だなと、あと、スープにして下にひくとあんまり飲まない人もいるから、なんかスープを吸うものを一緒に入れたら…

 でも、パンやジャガ芋だとそれ自体の香りがスープに勝っちゃうから、リゾットかパスタか、パスタはプリモで食べるとかぶっちゃうから、リゾット! あ、でもリゾットはやっぱ出来たてがおいしいから…

 厨房一人のセレーノだと作り置きしか無理だな。 それだといまいちかな。 あ、そういえば焼きリゾットがあった。 イルコンチェルトのK君の得意料理だから作り方きいて、春っぽいちょっと苦味のある野菜でアクセントかな~

 あれ、なんか和っぽい。 鯛茶漬け、どっかの郷土料理に丸ごと一匹の鯛の炊き込みご飯もあったっけ。

 ま、いっかgood

 こんな感じで出来上がったメニューなんですが。(すいません。長々と) 逆から発想したほうが早かったかも。

 ポイントは、鯛のスープは香りを生かすためにアラを炒めてとらないこと、リゾットはそのダシのみで炊いて、片面だけゆっくり焼いて、香ばしいカリッとした食感の部分とスープを吸って柔らかくなる部分のコントラストをつけること。 いつもより主張の強くないシチリア産のオリーブオイルを最後に。

 自分で言うのもなんですがおいしいです。 ただ、あまりイタリア料理っぽくないのが難点!

 セレーノは伝統的イタリア料理のリストランテではなく、ワインと料理のトラットリアなんで、なかにはこういう料理があってもいいかなと。

 皆様も是非いらっしゃって感想をお聞かせ下さい。

 春本番になって、生桜海老も解禁になりましたし、ホワイトアスパラやホタルイカ、サザエ、一年でいちばんおいしくなるアサリ、いろいろなものが出揃ってきました。

 この時期にしか食べられない春の恵みをご堪能下さい!

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