日記・コラム・つぶやき

春の長雨

 天気予報によると、今週はずっとはっきりしない天気が続くようでsad

 春の長雨なんですかね~ でも、“菜種梅雨”という言葉もあるくらい3月半ばから4月初めにかけての現象なんではないかと思うんだけど。

 最近は気候がおかしくて、なんて僕が子供のころから言ってるのでもうそろそろ新しく、今の気候に合せて暦や季節も変えていったほうがいいのかも。

 桜なんてもう完全に卒業式の花になっちゃって、僕が小さいときは入学式まで咲いてたような気がするんですが… 桜の季節って始まりの季節って感じなのに、今じゃ別れと始まりとセットになってるような。

 そんな昔話をしても年がばれるだけですが。

 食材の旬もいまいち最近は変動しているようで、もうホタルイカ出てますもんね~ 深海にすんでるらしいので、産卵に湾に上がってくる前にとっちゃうのかな~

 「初物を食うと75日長生きする」と江戸っ子は言って、こぞって初物を求めたらしいですが、現代でも、やっぱり初物が皆さんお好きなようで。

 料理屋が使ってしまうというのもあるし、今じゃ農業や漁業の技術が進んでいるからというのもあるんですが、なんでも本当に早く出てきます。

 鰹ももう出てますし、空豆、山菜なんかは1月から普通にあるし、どうなってるのか、頭がこんがらがってきます。 秋刀魚の初物なんて鯛より高い値段つくんですよ~

 はしりの食材をつかうのも料理屋の妙なんであれなんですが、やっぱり旬を迎えたものが一番おいしいわけで…

 かといって、旬になっちゃう頃にはお客様はだいたいその食材食べ飽きてることが多いのが最近の相場で、なかなか難しいです。

 市場にいって、横目で“あ!もう出てるな”とか確認しながら、手が出そうになるのを懸命にこらえて、まだもう少し待ってからと自分に言いきかせては見るものの3,4回それを繰り返すうちについつい買っちゃうていうのがパターンです。

 最初の話とリンクするのですが、日本の気候自体が変わってきているので、昔どおりの旬とはやはり違うようです。 魚なんかは生息域まで変わってきているみたいですし。

 旬といっても関西と関東で違ったり、取れる場所で違ったりするんで一概にこうとは決めつけられません。

 コハダやイワシなんかは日本全国から取り寄せれば年中使えますし。 流通が発達した現代ではなかなか旬を捉えるのが難しくなってきたのかもしれません。

 そんな話をしながら、なんだかんだ言って、パプリカやズッキーニ、茄子、サラダ用の野菜なんかは年中使ってしまう僕ですが。

 旬のものだけで料理を作るというのはなかなか難しいです。 

 いろんなジレンマと戦いながら今日も頑張っていきます。

 2周年記念フェアー実施中です! 詳しい内容は前回のブログ読んでいただけると幸いです。

 27日の金曜日はまだお席に余裕がありますので、是非オルネライアをお試しにいらしゃって下さい。

 食後酒サービスは今週一杯やっております。 ブログ見たとお声をおかけ下さい。

 心より皆様の御予約お待ちしております。 

ブログランキングなるものに参加してみました。 応援よろしくお願いします。
               
もしよろしければ、ワンクリックお願いします >>>>  にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

今日の料理: 自家製サルシッチャと葉玉ねぎの唐辛子風味スパゲッティ

 セレーノではサルシッチャ〈イタリア風生ソーセージ〉、なんだか人気ないんですよね~

 他の店では結構でてるのに。 ソーセージ作る器械がないので、力作業になってしまうのでなかなか大変なんですが。

 基本はイタリアの肉屋で教わったというシェフに昔教わったやり方です。 おそろしく手が早い人でまさに職人って感じの人でした。

 ドイツやフランスのソーセージとくらべるとイタリアのサルシッチャは肉々しいというか(そんな言葉ない!)、なめらかさとかはなく、本当に肉を食べてるって感じがします。 本来は、前菜とかじゃなくてメインで食べるものだし。

 人気ないんでパスタにしました。

 サルシッチャはパスタにするとき、イタリアだとだいたいつぶすようにして炒めることが多いです。 やっぱりこれもパスタの具というよりは、ダシ的な感覚なんでしょうね。

 蟹や海老、イカ、あさりなんでもそうなんですが、パスタに入れるものはそのものを食べるというより、ダシや風味を出すために入れるんです。 そういうことで、出来上がりはダシ殻みたいなものですから、火が入りすぎてたりしておいしいものではありません。 パスタはあくまで麺を味あう料理なのです。

 葉玉ねぎはイタリアではチポロットと呼ばれる物に似た根元が球状に膨らんでないタイプです。

 辛いパスタとか普段はあまりやらないんですが、まきもの屋さんから唐辛子いただいたので。 辛い中に、甘みや香りもあって、また新しい料理が作れそうです。

 なんかちょっと田舎っぽいパスタですが、辛いの大丈夫でしたら、是非お試し下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あけましておめでとうございます。

 明けましておめでとうございます。 本年もセレーノをよろしくお願い致します。 ブログのほうもhappy02

 2月で2周年を迎える今年、また新たな気持ちで頑張っていこうと手綱をひきしめて新年を過ごしております。 といっても、店に来てる時以外は、ほとんどテレビ見てるだけという話がweep

 来年からセレーノは土禁になります! ま、それは冗談ですが… (ワックスを塗るといつもそうしたくなります。)

 そうじゃなくて、定休日が月曜から日曜に変わります。

 いろいろ、悩んだ挙句、そうしました。 大山は月曜定休のお店が多いので、以前から月曜やってほしいというお客様も多く、最近日曜のお客様の入りがパッとしないのとやはり、次の日、週の仕事始めの方が多いので、あまりワインの出方も良くないということやらいろいろ考えた結果、日曜定休に変更することにしました。

 お客様にご迷惑をおかけして申し訳ありません。 

 昨年一年はお店のパワーアップのため、いろいろな食材のレヴェルアップや新メニューの開発、いろいろやってきました。 

 今年は少し落ち着いてお店、そのもののブラッシュアップをしていきたいと思っております。(もちろん、食材の探究はやっていきますが)

 外ばかりに目を向けるのではなく、セレーノを内側から変えていきたいと思っています。

 料理やワイン、サービスや居心地のよさ、今あるものを一から見直して、もっとお客様に楽しんでいただけるお店を目指して頑張っていきます。

 是非、セレーノに対する御意見、ご要望をご来店の際にでもおっしゃっていただけると幸いです。

 あともう一つ、料理に関しては、最近はやっているアンチエイジングやデトックスを売りとしたお店に触発されてではないのですが、そういう健康と料理の関係をすこし勉強しなおして、メニューに生かしていきたいと思っています。

 セレーノの客層はイタリアンですが年齢層が高く、僕よりも年上の方がほとんどで、そろそろ皆さん、健康に気を使う年齢になってきている方が多いし、造り手である僕自身も最近はヘビーな料理はきつくなってきています。

 かといって、今の料理スタイルはいきなりは変えられないし、まだ、その中でやれることもあると思っているので、徐々に勉強していって健康に留意した要素を取り入れて行ければいいなと思っております。

 幸い、去年から取引をさせていただいてる群馬県倉渕町の“まきもの屋”さんの野菜があるので、とりあえずは、そちらのほうから攻めてって面白い料理ができればいいなと思っております。

 今年も目が離せないセレーノwinkを何卒よろしくお願い致します。

お知らせ: 初日の1月5日と11日のディナーは貸切営業となっております。 

       12日(月)を臨時休業とさせていただきます。

ブログランキングなるものに参加してみました。 応援よろしくお願いします。
               
もしよろしければ、ワンクリックお願いします >>>>  にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今年も終わりですね。

 クリスマスもなんとか無事に終わり、年末の営業もどうにか乗り切ることができましたwobbly

 クリスマス、来ていただいた皆様、本当に有難うございました。

 世の中の不景気から、今年はクリスマス、お客様がいらっしゃらないんじゃないかと12月の始めはドキドキしておりました。

 少しづつ予約も入って、23、25日はお断りしなければならないお客様もでて、うれしい悲鳴!

 いざ、フタを開けてみたら、ほとんどのお客様が常連のお客様やこのブログをいつも読んでくださる皆様ばかりでびっくりhappy02 本当に有難うございます。(その上、マスターKまでご来店してくださり、クリスマスかと思いきや、誕生日が25日とさすがお祭り男!)

 そうですよね、今回のコースはメインが鹿、パスタにも猪とちょっと普通のクリスマスコースではなかったんで…

 幸い来ていただいたお客様にもご好評をいただき、不眠不休でがんばった甲斐がありました。(実はこんなに入ると思わなくて、仕込みに時間がかかる料理が多すぎて、ぎりぎり間に合いました。)

 ちょっと変わったコースですが、セレーノの今年一年を象徴するコースになったと思います。

 長野 大鹿村の鹿、長崎 江迎の猪、群馬 まきもの屋さんの西洋野菜と今年はいろいろな食材のレヴェルアップを目指して、少しづつ変えていきました。

 ジビエのコースを狙ったわけではないんですけど、結果的に僕がお客様に食べていただきたい料理をコースにしたら、それに近い感じになってしまいました。

 もちろんクリスマスですから、フランス産のフォアグラやロシア産のキャビアといった豪華さを演出する食材もちょっとだけ織り交ぜて。

 少しは楽しいクリスマスのお手伝いが出来たのではないかと思います。

 うちのソムリエのクリスマススペシャルのグラスワインもそうそうに売り切れ、二本目に突入しました。 少し高いですが、かなりお値打ちでちょうど飲み頃だったので喜んでいただけたことと思います。

 今年残念ながらお断りしたお客様、来年はもう少し早めに予約してみてください、今年いらした方も是非、来年またパワーアップしたクリスマスメニューを考えますのでぜひお越し下さい。

 あ、また自分で自分の首を絞めてしまったcrying

クリスマス、終わった後も常連のお客様が年末の挨拶がてらお店にきてくださり、ばたばたしたまま最終日を迎えてしまいました。

 大掃除は年末とお正月休み中に頑張ります。

 今年一年、ご愛顧、誠に有難うございます。 来年もさらなる飛躍目指して精進いたしますので、セレーノをどうかよろしくお願いします。

 ブログを読んでくださる皆様へ、つたない文章でその上長い話にお付き合いくださり有難うございます。 来年はもう少し更新できるよう頑張りますので、よろしくお願い致します。(長いのはどうしようもないのでご勘弁下さい)

 皆様、今年一年本当に有難うございました。 良いお年をお迎え下さい。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ご無沙汰してもうしわけありません。

 ずいぶんと更新に間が開いてしまいました。 なんと20日ぶり・・・

 夏休みはとってないので、そのせいではなく、実はぎっくり腰を再発してしまいましてcrying

 ま、でも前回1週間入院生活を余儀なくされたときにくらべると、ほんとに軽いものなんですが、一応大事をとって、パソコンに長時間向かうのはストップしておりました。

 今日、常連のKさんに“ブログが更新されないから、なんかあったのかと思いましたよ”と言われ、もしかして他の方にもご心配おかけしているのではないかとおもって、これ書いてます。

 もう、ほとんど完全に回復したのですが、運動と休息をちゃんととるようにと先生にも言われました。

 水泳がいいらしいんでやろうかな~ あflairでも、得意の平泳ぎは腰に悪いらしく、クロールか背泳ぎと言われてしまいました。 クロールは息継ぎできないし、背泳ぎはまっすぐ進めないし、どうしたらbearing

 更新できない間も書くネタはたくさんあったのに・・ I女史に紹介していただいてセレーノにも来て下さる本郷のお寿司屋さんの話とか、恵比寿のフレンチでランチの後、試飲会の話とか、夏ならではの食材とか、オリンピックネタとか・・・・ うーん、もったいない。

 本郷のお寿司屋さんの話はまたうかがったときに書きます。 

 そこの親方の料理を食べて、まだまだ、僕の頭は固いな~、もっと柔軟性のある考えでその上、アグレッシブに素直な心で料理に向かっていかないといけないなと感じたんでもう一度、挑戦です。 そのときは、アップしますね。

 そういえば、前回ブログで書きました福島県産黒毛和牛はランプの部分は終了しまして、イチボの部位になります。 まだ、少し残っています。 ランプほどの柔らかさはないですが、適度なサシが入っている分、和牛っぽさはイチボのほうがあります。 是非、おためしください。

 残暑がしばらく続くと思いますが、皆様もお身体にお気をつけください。

ブログランキングなるものに参加してみました。 応援よろしくお願いします。
               
もしよろしければ、ワンクリックお願いします >>>>  にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

今日の料理: マリネした静岡県産 釣りアジを皮面だけソテー 加賀太胡瓜とともに

 マリネした魚の皮面だけ焼いて、提供するのはセレーノでは定番になりつつある料理です。

 実は超有名なお寿司屋さんでいただいたニシンの炙りをヒントにして始めた料理です。 ニシンの季節になるとまたやりますが、たくさんある小骨を全部ぬかなきゃなんないんで、けっこう大変です。

 脂ののった魚がこの料理法にはあいます。とくに皮と身の間に脂があるような、サバ、サンマ、イワシなんかが。

 アジはけっこう淡白な魚ですが、大きいやつだと、脂あるので。

 他の魚よりさっぱりした感じですが、夏にはぴったしです。

 加賀太胡瓜は、胡瓜というより瓜ですが、あんまり胡瓜が好きでない僕はこっちのほうが好きです。 かすかな青臭さと清涼感がアジの旨みをさらに際立たせてくれます。

 釣りアジで大きいのはけっこう値がはるのが難点。 自分で釣ってこようかなsmile

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

梅雨明け! 夏到来!

 いよいよ梅雨明け! 夏本番到来! 

 最近、いつも毎年思うのが、“夏ってこんな暑かったっけ?”ってことです。

 もう、ボケが始まっているのか、体力がなくなって弱くなったのか?

 地球温暖化のせいだsign01と勝手に決めつけて・・

 夏になると、食欲ってやっぱりなくなっちゃいますよね~

 冷たいものも最初の一口はいいんだけどあとはなんだか。

 冷製パスタもフルーツトマトも生からすみも終わって、そろそろウニも高くなりそうな感じだしweep

 京都みたいに、川床とかでご飯食べるのもいいかも。 通に言わせると、やっぱり、は夏の京都にかぎるらしいし。

 東京は、やっぱりかしら、もいいかも、天麩羅も?

 夏は特に料理悩みます。

 食欲が減退しているお客様をいかにその気にさせるか。 クーラーが効いたレストランで食べるのだから、冷たいものばっかりはダメだし。

 新しい夏のスペシャリテ考えないとflair

 食材もなかなか野菜以外は、なんだか和食向けの素材多いし。

 は蒲焼がやっぱりおいしいし、はおとし、は塩焼、スズキコチは洗い、加茂茄子は田楽、和食ばっか!

 イタリアはどうなんですかね~ 野菜なんかは夏おいしいもの、けっこう多いんで料理も多いんですけど、冷たいズッパなんかは食べるみたい、でもこれといって特に思い浮かびません。 勉強不足か?

 セレーノも夏といえばこれって料理を考えないとsun

 個人的に、ガスパチョ好きなんで、それ系の料理はよくやるんですが、胡瓜あんまり好きじゃないんで抜いてやって。

 そういえば、この間、エクアドルに仕事の関係で赴任している方(友人の妹さん)にエクアドル料理の資料を手作りでいただいて、そのなかにセビッチェという料理がありました。

 中南米でよくやるライム風味の少しからい魚のマリネではなくて、エクアドルのは甘酸っぱいトマトソースの魚の冷たいマリネらしいです。

 初めて見ました。 これは何かに使えそうです。 もちろん、イタリア料理として成り立たなくてはいけませんが。

 けっこう、いろいろな国の郷土料理っておもしろいです。 ベトナムやタイ、韓国、メキシコ、なんかはけっこう好きで食べ歩いたり、本買って勉強したりしました。

 本当は現地に行くのが一番なんですけど、なかなかcrying

 

ブログランキングなるものに参加してみました。 応援よろしくお願いします。
               
もしよろしければ、ワンクリックお願いします >>>>  にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

今日の料理: 長崎産 白いかの瞬間グリル グレープフルーツのサラダ添え

 白いか、地元じゃただイカっていいますが、剣先イカのことです。 調べてみると赤いかっても通称で呼ぶらしいんですが・・・

 東京じゃ珍重されるアオリイカも向こうじゃ水イカって呼ばれ、普通のイカのほうがおいしいってことになってます。 ほとんど、東京に持ってっちゃってるって話も・・・

 向こうじゃ、佐賀の呼子ってとこが、イカで有名で僕も何度か親に連れられて行ったことあります。 日本三大朝市の街としても有名らしいです。

 イカはやっぱり生だと、泳いでいるのを生きたまま活き造りにしたのにはかないません。

 あのコリコリとした食感と清冽なおいしさ、一度食べてしまうとなんか普通の刺身は食べた気がしません。

 なかなか活き造りはセレーノじゃ無理なんで、水槽ないしpisces

ということで、生は止めて、イカ焼きに!

 子供のころ縁日の屋台で食べたイカ焼きがイメージです。 ちょっと醤油の焦げた感じ。

 あのころ、あんまり買ってもらえなくってすごいおいしかった記憶があるのに、大人になって自分で買って食べるとちっともおいしくない!

 大人になって口が贅沢になったせいか、自分でお金払ったせいか、本当においしくなくなったのか、さだかではありませんが。

 完全に焼いちゃうと居酒屋のイカの一夜干しになっちゃうんで、高温に熱したグリル板で香ばしさをつけるために瞬間的に焼いて、中心は生で!

 甘みも引き出されいい感じです。 ゲソはしっかり焼いて、ちょっとだけカリカリした感じも。

 香ばしさの苦味が口に残るので、さっぱりさせるためにグレープフルーツを。 甘く無さそうなやつを選んで、すっきりとした後口に。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

梅雨入りといえば・・・

 とうとう関東地方も梅雨入りです。 うーん、じめじめした日が続くのもイヤだけど、普段、買出しにチャリを愛用している私としましてはさらに困った限りです。

 雨だとランチのお客様も少ないし。

 梅雨入りといえば、セレーノでは冷製パスタです。

 イタリアにはパスタを冷やして食べる習慣はないので、日本独自の文化です。 (ただし、冷たいソースの中に熱いパスタをいれる夏のパスタはあります。 生ぬるい感じ、常温に近い感じに仕上がります)

 日本人ほど、食べ物の温度にこだわる民族はいないかもしれません。

 海外、とくにヨーロッパでは、日本ほど出来たて熱々のものにこだわったり、キーンとするぐらい冷えたものを食べたりしないようです。

 果物なんか冷やすの日本人ぐらいかも・・・

 マルケージの有名なキャビアのカペッリーニはありますが、これは、前菜として扱われますし、冷製パスタはイタリアにはないので、僕ももともとあまり好きではありませんでした。

 ところが、僕がパスタ場をやってたお店のOシェフに出会ってから考え方が変わりました。

 Oさんは、もともとフレンチをやっていて、その後カルフォルニアキュイジーヌ、アメリカでも働いて、イタリアンへ、ナポリやシチリアでの修行経験もある異色の料理人です。

 この人がつくる冷製パスタを食べて、はじめてこういう風にやればありかもって考え方が変わりました。 もちろん、正統派ではなく創作系になりますが、きちんと理論的に考えてその食材に合った料理法で組み立ててつくればこんなにおいしいんだと考え方が一転しました。

 かなり、バランスが難しいつくり方ですが、一緒に働いているときに叩き込まれたんでgood

 あ、と本題に戻りまして、“梅雨入りといえば冷製パスタ”なのかといいますと、いまのところ、冷製パスタのレパートリーが、フルーツトマト、ウニ、生からすみの三種しかないんです。

 このうち、フルーツトマトは夏本番になってしまうといいものが手にはいらなくなるし、生から墨は仕入れが長崎だし。

 ウニは夏でも探せば、いいものがあるんですが、たっぷり使わないとおいしくないんで安くないとダメだし・・・

 あと、いつものことですが厨房の狭さが災いして、冷製パスタのオーダーが多かったりすると機能が麻痺してしまうんでweep 

 そうこういうわけで、夏、本当に暑くなってきたら冷製のパスタはあんまりやりません。 暑いからって、冷たいものっばっかリ食べてると身体に悪いしbleah

 是非セレーノで冷製パスタを食べて、うっとうしい梅雨を乗り切ってください。

ブログランキングなるものに参加してみました。 応援よろしくお願いします。
               
もしよろしければ、ワンクリックお願いします >>>>  にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

今日の料理: 自家製トロフィエのジェノバ風ソース いんげんとじゃが芋

 トロフィエは手打ちのショートパスタです。 紙縒り状と説明しているのですが、こよりが分かりにくいという指摘も・・・ 木屑やかんなくずというのが語源で手の指でのばしながら、左右がねじれた形に作ります。

 あんまりやらないんで、結構大変でした。 小さいんで一人分の量作るの時間かかって。

 イタリアでも最近は、家庭で手作りせず、店で買うこと多いみたいです。 

 ジェノヴェーゼは定番のソースですが、僕は実はあんまり好きではありません。 そういうわけでセレーノのジェノヴェーゼは松の実の割合が多く、コクのある感じです。

 ジェノバあたりで働いた人によると、日本で手に入るバジルは香りがきつく、向こうに比べてあくもある感じみたいです。

 本場のジェノヴェーゼ食べたいなー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

桜といえば中板橋

 雨降ってますね~ 満開だったも大分散ってしまうのかなぁ。

 花はいずれ散るものですが・・・

 お花見といえば、中板橋! 地元民しか知らないってpout

 10年以上中板橋に住んでいる私としては一押し!

071 石神井川沿いの桜並木、一度見に来てください。

 川沿いの遊歩道、残念なことに?宴会のできるようなスペースがないんです。

そのおかげといってはなんですが、花見につきものの泥酔したオヤジがほとんどいませんhappy02

 川の方に落ち込むように茂っている桜の花の列は圧巻です。

Imgp0750  是非、橋の袂から見てください。

 のんびり散歩しながら桜を愛でるには絶好のスポットです。

 中板橋は、下町って感じでなかなかおしゃれな店がないのが難点!

 しかし、それを打破すべくあらわれたのが“RIVER SIDE

 ビールバーです。 カウンターとテーブル1席のお店ながらこの辺にありえないくらいおしゃれ!

 なんといっても、ハンドポンプでいれるリアルエールがおいしい!

 これを飲むとギネスが物足りなく思えてくるから不思議!

 ぜひ、中板橋にお越しの際は“RIVER SIDE”へ。   ぼくの家のそばです(笑)

 ちなみにセレーノと同じランプがあるので見つけてみてください。

 あ、またヒトの店の宣伝をcoldsweats01

  大山のセレーノの近くの医療センターの桜も綺麗ですよ。 是非そのあとはセレーノへ。

 もう、散っちゃうって。 では、また来年!

 

ブログランキングなるものに参加してみました。
                       
 もしよろしければ、クリックして下さい。>>>>にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

今日の料理; 長崎産 “さちのか”のスープ仕立て  蜂蜜のジェラート添え

 そろそろ、の季節ですね。 苺といえば、昔、庭に苺の苗が一つだけあって、2、3個しかならないんですが、色づくのを楽しみにずっと待っていた思い出があります。

 このメニューはなかなかできません。 

 なぜかというと、原価かかりすぎ! 500円というセレーノのドルチェの枠からはみ出しちゃいます。

 それで、仕入れ担当の実家のお母さんが田舎の青果市場で買って送ってもらったときだけ、たまにお目見えするメニューです。

 作り方はかんたん! 必要なのは、いい苺とミキサーだけhappy02

 こつは、オーダーが入ってから回すことくらい。

 おいしい苺だと砂糖とかリキュールとかなくても充分おいしいんです。

 手はまったくかかってないですね~ ま、でもオーダーはいってから、苺のカットをして、回して、それをボールで冷やしてと時間はかかります。

 一度やってみていただくと、スープにすると苺のかさがどれだけ減るのかわかります・・・

 苺だけだと、ちょっときついんで蜂蜜のジェラートを添えました。

 セレーノの数あるジェラートのなかで一番人気!

 秘伝の製法(?)でつくるんで、蜂蜜の味がしっかりするのに軽い!

 他ではなかなかない感じなんで是非一度お試しください。   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007 2/28 オープン初日・・・ 

 トラットリア セレーノがここ板橋の大山にオープンしてから一年が経ちました。

 思い起こせば、去年の2月28日、オープン初日

 かなり余裕をみてオープンまで日数を取ったつもりが、内装工事も遅れ、最終的な荷物の運び込み、掃除に手間取り、どうにか仕込みだけして、事前の予行演習もなく本番に突入しました。

 だいたいふつうは、身内や関係者を招いて、練習替わりにレセプションパーティをやったりするんですが、なるべくひっそりと開店しようということで表に張り紙するだけにとどめ、開店しました。

 あの日は、今、思い出しても冷や汗が吹き出るほどてんてこ舞いでばたばたでした。

 生ハムのスライサーの不調、冷蔵庫のポジションの失敗、収納場所のなさ、カウンターから客席が見づらい、動線の交錯などいろんな準備不足が露呈してしまいました。

 なんといっても、誤算だったのは自分自身のブランクによるキレの悪さでしたbearing

 オープンの日いらして下さったお客様には大変申し訳ない話ですが、自分のイメージ通りに身体も動かず、キレのない動きはすべてに影響し、ものすごくお待たせしました。

 ブランクというのは、自分の想像以上に料理人としてのスキルを衰えさせてました。

 ぎっくり腰をやってから、前の店を辞め、自分の店を持つことに決め、アルバイトをしながら物件探し・・・ ほぼ一年、ランチの手伝い程度の仕事しかキッチンに立つことはありませんでした。

 もちろん、腕が落ちないようにと、家では料理の試作をしてましたが、やっぱり、営業で毎日立つのとは違います。 もともと、新しい環境に適応するのに時間がかかる性格ですしwobbly

 本当に自分のイメージ通りピッタリ動けるようになるまで、一ヶ月以上かかりました。

 結局ドタバタして訳も分からないままオープン初日は終わりました。

 情けない気分が先にたって、とてもオープンを祝うって感じではなかったのを覚えています。

 それでも、明日はやってきます。

 このままでは駄目です。 苦渋の決断ですが、立て直すために腹をくくって次の日のランチは閉めて、立て直しました。

 後悔と反省のオープンの思い出です。 でも、この日があったからこそ今があるのかもしれません。

 お店にいらっしゃったお客様、ひとりひとりが自然と笑顔になるようなレストランを目指してこれからも誠心誠意頑張っていきたいと思います。

 

今日の料理;仔羊肩肉とパプリカのトマト煮込み パルミジャーノ風味のポレンタ添え

 煮込み系の料理は、僕の一応happy01得意料理です。 どうも人気はいまいちで、魚料理に皆さん目がいってしまうようですが。

 イタリアでは、この手の料理、地方地方でたくさんあります。 仔羊ではなく、マトンをつかうことの方が多いみたいです。

 基本的には、煮込みはそのまま焼いただけではかたくておいしくない肉を使う料理なんで。

 煮込み方も蓋つきの専用の鍋に材料をいれて暖炉の焚き火のすみに置いておくとか、パンを焼いたあとの火を消したオーブンにいれてそのまま何時間か置いておくとかです。

 その間に農作業などの仕事をして、帰ったらできあがってるそんな合理的な料理です。

 イメージは田舎料理なんで少し野暮ったく、肉もゴロンとした感じで。 ポレンタを付け合せにすることは、料理の地方性には合わない気もしますが、好きなんで。

 いつも多めに作って自分で食べてます。(笑)

  ブログランキングなるものに参加してみました。 もしよろしければ、クリックしてみて下さい。>>>>にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

セレーノ 一周年! 有難うございます。

 昨日、2月28日で丁度、トラットリア セレーノは一周年を迎えました。

059  一年なんてあっという間とは本当にこのことですね。 いまだにばたばたして、落ち着かないせいかオープンしたのがつい先日のようです。

 応援してくれるお客様や、心配してくれる仲間、陰でささえてくれる両親のおかげでなんとかここまでたどりつけました。本当に有難うございます。 

058 でもなんだか、一年経ったんだな~という一年を振り返る感慨深い気持ちよりも、正直、明日からこうしようとか考える気持ちのほう が強いような気がします。

 まだまだ一年生、ヒヨッコですから。 知り合いのお店の方にも店として057形 になるのは三年目ぐらいから、確実に手ごたえのあるのは5年経たないとという話をいわれたことがありますし。

 一歩一歩確実に前を向いて、踏みしめて歩いていきたいと思います。

060 昨日は有難いことにお祝いしてくれるお客様でお店は一杯!

 お花もたくさん頂いて、なんだかお客さんより花の数のほうが多いねって笑ってました。 以前にいただいたものも含めるとまるでお花屋さんのようhappy01

061 ほかにもワインやらお菓子やらいろいろいただきました。 本当はこちらが、一年間有難うございますと何か差し上げる立場なのに・・・

 いつも通り、一生懸命、いい料理つくることでしかお礼することしかできません。

062 お蔭様でサシカイアのほうも皆様に飲んでいただき、もう残りわずか! 明日の分が足りないかも。

 大鹿村の鹿のほうももう残り2人前ぐらいになりました。 結構とったつもりだったんですが、量つけすぎたかな(笑)

昨日は皆様本当に有難うございました。 おかげさまでいい一周年を迎えることができました。

 また、明日から気を引き締めなおして頑張ります。

 ここ板橋の大山にイタリアンレストランを開店してから一年、トラットリア セレーノは2年目に向け発進します。

今日の料理; 長崎江迎産 天然猪のパンチェッタ仕立てのグリエ そのスーゴで

 僕の地元の近く、自然の豊かな江迎産の猪です。 脂身の部分がすごい多いんですがそこがおいしいんで、なんとか食べてもらおうとこういう料理に。

 マリネしたロースからバラの部分を長いままで少し薄めに切って、ローズマリーの枝で香りをつけ、グリルします。 たくさん食べるにはちょっと脂がくどく感じるかもしれないんで、猪の骨からとったスーゴにグリーンペッパーを入れてアクセントに。

 江迎の山下商店さんに無理を言って、たくさん猪の骨分けていただいたので、できあがったスーゴは旨みも強く、ゼラチン質も多いんでつなぎのバターなんかいりません。 そのまま詰めただけで十分!

 今回で猪はおしまい。 また秋がきたら登場させる予定です。 もっと、パワーアップした料理考えときます。

  ブログランキングなるものに参加してみました。 もしよろしければ、クリックしてみて下さい。>>>>にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

幸せのお裾分け

昨日、セレーノにはお祝い事でいらっしゃって下さったお客様が二組ありました。

 なんだかそういうハレの席にうちのお店を使っていただけるなんて、恐縮しちゃいます。

 幸せそうなお客様を見ていると、こちらもなんだかハッピーな気分になってきちゃいます。 

 ちょこっとだけ、幸せのお裾分け! そのエネルギーで明日も頑張れそう。

今日の料理: 牛モツのパプリカ風味煮込み イタリア産 白インゲン豆とともに

 好き嫌いが分かれる内臓系の料理ですが、セレーノでは人気メニューです。 前菜の位置に書いてありますが、本来イタリアではメインで(セコンド)で食べます。 そのせいか、ヴォリュームが結構あるので気をつけてください。  (盛る量考えろと天の声が!)

 この牛モツは、うちの肉屋さんのYさんお薦めです。 いつもなにか新しいものないか聞いて困らせてます(笑) お世話になってます。

 少しクセはありますが、ないとモツらしくないんであえて少しだけ残して。

 添えてある白いんげん豆、豆だけ食べると国産のほうが確実においしいんですが、料理と一緒ということになるとイタリア産に軍配があがります。 すこし高いのが難点・・・

Ps. ブログ読んでいただいてるお客様へ 
  セレーノでは、仕入れによって毎日メニュー書き換えておりますので、ここに書いてある今日の料理があることはまずないかも、すいません。

053  いつもお世話になっております。 H先輩へ。

 本日は、本当におめでとうございます。 親バカの先輩(失礼な!)の満面の笑みが、ご家族の上に、うちのお店一杯にあふれてましたよ~

 お祝いの日にセレーノを使っていただいて有難うございます。 なんだか、ぼくらも自分のことのように嬉しくなっちゃいました。

 一周年の記念のお花、有難うございます。 こちらが差し上げる立場なのに、すこしでも料理でお祝いの気持ちを伝えられたら嬉しいのですが・・・

 いつもお世話になりっぱなし、迷惑のかけ通しで本当に恐縮しちゃいます。 

 学生時代から先輩は、この年になった今でも、憧れであり、目標です。 

 

 ブログランキングなるものに参加してみました。 もしよろしければ、クリックしてみて下さい。>>>>にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本日の賄い

 セレーノの賄い、大公開!

052  昨日は蟹すき! レストランで働いてるんだから、おいしいもの食べなきゃ。 な~んて。

 本当はいつもこんな豪華なものは食べてません(泣)

 基本的にお客様に出せなくなった余り物とか、使えない部分(野菜の硬い外側の葉とか芯とか、魚のカマや中骨、肉の切れ端)とか食べてます。 なんか、常連のお客様もご覧になっているこんなところで公開することじゃないんですが。

 お店によって違うんでしょうが、うちは質素です。

 よくテレビや雑誌の影響か、レストランの賄いはおいしいというイメージがお客様に出来上がっているみたいですが、何人もコックやホールの人間がいて、賄いも下のコックが競い合ってつくるようなところは、手間をかけて、材料もある程度とってとかやりますが、小さいお店はあるもので一生懸命工夫して、手早くというのが基本です。

 僕が最初に働いたお店なんて、毎日パスタとサラダとパンにガス入りの水と決まってました。 シェフが厳しい方でちょっとでもおいしくないと、そのままにしてプイと外に出かけちゃうんです。 毎日胃に穴が空きそうでした・・・

 スタッフが20人以上いるお店では、なんか賄い係みたいに決まってて、ランチ中隅っこでずっと仕込んでいることも。 そこは、けっこうおもしろくてみんなで明日なに食べたいか発注のときに話し合ってたりして、正直、日替わりのランチのメニュー決めるより時間かけてました。

 ま、賄いにもいろいろあります。

 昨日は、僕の親父の北海道旅行のお土産です。 父上様、いつもありがとうございます。 毛蟹もタラバもおいしくいただきました。 白い恋人も欲しかったかななんて(笑)

今日の料理: 長崎 江迎産 天然猪肉のラグー 自家製キタッラ

 まえにもここのブログに書きましたうちの実家の近くの江迎町で獲れるイノシシです。 なかなか手に入らずお待たせしました。

 4分の1頭で送ってもらったんで、ロースやバラ肉以外は全部煮込んで、パスタのソースにしました。 ちょっと田舎風に野菜も粗みじんにして煮込んでます。 ちなみにラグーとは、フランス由来の言葉で煮込み全般を指します。

 キタッラは自家製です。 自家製ってメニューに書くのはなんとなくかっこ悪い気もしますが、ジェラートとかも、これって自家製ですかとか聞いていらっしゃるお客様もいらっしゃるので・・・ セレーノではバケット以外、できるものは全部自家製です。 当たり前なんですが。

 また悪い癖で話が飛びました。 キタッラというのは、板に弦をはった器械をつかって切る断面が四角いパスタです。 その道具が、楽器のギターに似ていることからキタッラといいます。 正式名称は、マッケローニ・アッラ・キタッラです。 歯ごたえがあるので、濃いソースむきです。 今回は猪のラグーにあわせて、少しやわらかめに打ちました。

 

 ブログランキングなるものに参加してみました。 もしよろしければ、クリックしてみて下さい。>>>>にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

クリスマスシーズン突入!

 寒いですねー。 南国そだちの僕には、東京の冬はつらいです。 とかいいつつ、夏は、暑くて耐えられないとか言ってるし、ただ単に忍耐が足りないだけ(笑)

032  ということで、クリスマスシーズンがやってまいりました。 レストランにとっては、一番のかきいれ時です。

 正直、僕は、クリスマス、あんまり好きじゃありません。 修行時代のトラウマなのかなあ~

 僕がコックの修行をしだした頃、今から10年以上前になりますが、もうバブルははじけてたんですが、その頃、イタリアンはブームで、クリスマスなんか、もう大変! 2時間制の3回転以上やってて、ほんと、ノイローゼになりそうでした。 ある店では、テーブル借りてきて、席数も1.5倍ぐらいにして・・・ 

 お客様もクリスマスの食事を楽しむというより、なんだかノルマをこなすみたいに、30分ぐらいでフルコース食べちゃうんですよ。 調理場は戦争状態、でも作っているというより、お皿にのっけてるって感じでした。

 ここ、何年か、家庭でクリスマスを過ごすひともおおくなってきて、前ほどではないにせよ、やっぱりすこし、気がめいります。

 ここセレーノでも、クリスマスどうしようか、ずっと悩んでて、ちょうどイブの24日が定休日なんで、このまま普通に休んじゃおうかなとか思ってました。 ま、お客様にお聞きしたり、同じようにレストランやってる友達と話したりして、やっぱり、一年に一度のイベントだし、やることにしました。

 というわけで、24日、クリスマスイブ、定休日ですが、夜だけやります

 いつものように、アラカルトだけって考えもしたんですが、お客様のご要望もあって、“クリスマス特別コース”を置くことにしました。 23、24、25日の夜限定で、24日はコースのみです。 (なにぶん調理場せまいもので、アラカルトの材料や仕込んだものまで入んないんで、申し訳ありません)

 悩みに悩んだ挙句、イタリアの伝統的なクリスマスの料理を基にして、僕流に解釈しなおしたコースにしてみました。 高級食材をのっけただけだと、セレーノっぽくないんで・・・ こう、ご期待! (今度、クリスマスメニューについて書きます)

 しかし、ちょっと不安です。 クリスマスメニューやるって決まるのも遅かったせいか、あんまり予約、入ってないんで。 おかげさまで、なんとか常連のお客様にはメニューが決まったとたん予約いただいたんですが。

 板橋でクリスマスより、みんな都心で華やかにクリスマス過ごしたいんじゃないかとかかんがえたりもして・・

 ま、でもいつもどおり来ていただいたお客様に満足して帰っていただけるよう、精一杯がんばるだけです。

 少しでもイタリアのクリスマスの雰囲気が感じられる、そんな一夜にできるように。

 ここ板橋、大山のセレーノで!

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)